9月12日(木)に『論理的思考力を育てる プログラミングれんしゅうちょう』を発売いたしました。
こちらからお買い求めいただけます。
[商品概要]
『論理的思考力を育てる プログラミングれんしゅうちょう』
監修:石戸奈々子(NPO法人CANVAS理事長)
問題構成:入澤宣幸(λプロダクション)
定価:本体750円+税
発売日:2019年9月12日(木)
判型:A4判/64ページ
電子版:なし
ISBN:978-4-05-205076-3
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト
PCやタブレットを使わず、楽しくプログラミングに親しめる教材として本書を制作。
「なぜプログラミングを学ぶのか」を親子で考えるきっかけとなり、小学校でのプログラミング学習にスムーズに取り組めるようになります。
■『プログラミングれんしゅうちょう』問題内容
1)まずは、身の回りのコンピュータに親しむ問題から
スマートフォンやテレビなど、コンピュータが入った機械は、それぞれプログラミング(※)されて動いています。
(※プログラミングとは、コンピュータへの動作の命令を書くこと。例えばエアコンへの命令は、「リモコンの信号を感知したら部屋の温度を変更する」など。)
まずは導入として、「絵探し」などを通して身の回りにあるコンピュータを認識します。
問題を解きながら、プログラミングが身近なものであることを理解します。
2)メインは、「順次」「くり返し」「分岐」をテーマにした論理問題
本書は、プログラミングの主な考え方「順次(順番に処理すること)」「くり返し」「分岐(条件ごとに処理を変えること)」をテーマとした問題で構成。
それぞれ幼児にとって身近な場面で、ロボットに命令するなどの作業を通して、コンピュータの働きを理解していきます。
後半では、3つの考えが組み合わさった、より複雑な問題に挑戦。
プログラムを整理した図、「フローチャート」も登場します。
▲押しボタン式信号の働きをフローチャートで考える問題
書き込みや線をひく問題のほか、幼児期のお子さんが好きな、シールをはって答える問題も多数。
飽きずに楽しむことができます。
3)最後は創造力を育む問題
さまざまなロボットたちに命令したあとは、自分だけの特別なロボットを考えます。
発想を広げて、便利で楽しい機能を自由に考えましょう。
4)巻末には、おまけの「ロジカルめいろパズル」つき!
さまざまな形のピースを組み合わせて、「もぐらロボ」を相手の陣地まで導くボードゲーム。
ピースの組み合わせによっては、先に進めなくなることもあります。
親子であたまをひねって遊び、論理的思考力を鍛えてみましょう!
■「プログラミング学習に一番大事なのは創造力」監修:石戸奈々子(NPO法人CANVAS理事長)より
文部科学省の「プログラミング学習の手引き」発行にも携わった、NPO法人CANVAS理事長の石戸奈々子さんは、プログラミング学習を通して一番身につけてほしいものは「創造力」だといいます。
「コンピュータはあらゆるモノ、環境に溶け込み、生活を便利で豊かにしています。これからの時代を生きる子どもたちにとって、コンピュータを動かすプログラミングは基礎教養となるのです。
ただし、それ以上に大事なことは、『プログラミング』という道具を使って、新しい物やサービス、社会を生み出す創造力。
本書を通じて親子でコンピュータの基本を学び、未来を一緒に考えてみてください。」
(NPO法人CANVAS理事長 慶應義塾大学教授 石戸奈々子)
本書が、子どもたちの「プログラミングをやってみたい」「いろんなものをつくってみたい」という意欲につながれば幸いです。