戦後70年 次代に伝えたい「戦争体験」

8月15日は終戦記念日です。今年は戦後70年の節目にあたることなどから、例年以上に関心が高まっているようです。

一方で、戦争を体験した方もかなりのご高齢となり、お話をうかがうことも難しくなってきています。戦争の記憶は未来を担う世代にとっても貴重なものです。

「戦争の生の体験」をこれからも語り伝え、未来に生かしていくために、学研教育出版からも今年、戦争ノンフィクション物語『ヒロシマ 8月6日、少年の見た空』が刊行されました。

ヒロシマ 8月6日、少年の見た空 表紙

P4-5

『ヒロシマ 8月6日、少年の見た空』のテーマは「家族の絆」
広島市内で勤労動員に従事していた12歳の中学生、三重野杜夫(みえの・もりお)さん原爆の投下に遭遇します。父、母、二人の姉は、彼を探して燃えさかる広島の街を歩き続けます。その中で、杜夫さんと家族が出会った凄惨な光景、悲しい運命、そして人々の優しさから、私たちが学び、得るものは計り知れません。

この本は、杜夫さんの姉、茶本裕里さんのお話をもとに、児童向けノンフィクション(NHKドラマ『ディロン~運命の犬』の原作〔幻冬舎文庫〕や、近著に『災害救助犬レイラ』〔講談社〕など)を多数手掛ける井上こみち先生が執筆されました。茶本さんと井上先生はかつて同僚で、本書の出版は数十年ごしの願いでもありました。

ぜひこのお盆、夏休みの機会に『ヒロシマ 8月6日、少年の見た空』をご一読ください。そして、ご家族やご親戚、お知り合いの方にも「戦争のときはどうだったの?」と聞いてみてください。

戦争が人々にもたらしたものを知り、これから私たちはどのように進み、どのようにすべきなのかを考えるきっかけになればと思います。

——————————————————————————-

『ヒロシマ 8月6日、少年の見た空』
A5判/104ページ/本体1,300円+税

——————————————————————————-

こちらも合わせてお読みください

『語りつぎお話絵本 ほんとうにあった4つのお話 せんそうってなんだったの?』

語りつぎお話絵本 ほんとうにあった4つのお話 せんそうってなんだったの? 表紙

B5変判/80ページ/オールカラー/本体1,500円+税