東日本大震災 復興支援企画 『ほんとのおおきさ特別編・元気です!東北の動物たち』vol.1

『ほんとのおおきさ特別編・元気です!東北の動物たち』

東日本大震災 復興支援企画として、
2月14日に“ほんとのおおきさシリーズ”の最新刊
『ほんとのおおきさ特別編・元気です!東北の動物たち』
を発売します。
この本は、書名にも入っているとおり、
これまでと少し趣向を変えたつくりの「特別編」です。


2011年3月11日の東日本大震災で
人間と同じように被災した、
東北の動物園・水族館の動物たち。
たくさんの命が失われたなか、
間一髪でとりとめた命、
新しく生まれてきた命もありました。

現在、多くの困難を乗り越えて、
岩手、宮城、福島の動物園・水族館は
再開しています。

スタッフは、再開後の
4つの園館に取材を敢行。
飼育係さんの談話とともに
すっかり元気になった動物たちの姿を
“ほんとのおおきさシリーズ”おなじみの
実物大写真で紹介します。

震災を生き抜いた、
動物と人間の記録の一端を届けます。


これから全5回にわたって
東北の動物園・水族館のこと、
『ほんとのおおきさ特別編』のことを
お話ししていく予定です。

まずは第1回目として
監修者である
上野動物園前園長・小宮輝之さんからの
メッセージを、ぜひご一読ください。


「2011年3月11日の東日本大震災で
 東北の動物園・水族館も被害を受けました。
 仙台市八木山動物公園と
 盛岡市動物公園では、
 大きなゆれに体調をくずした動物がいます。
 海辺にあるアクアマリンふくしまと
 マリンピア松島水族館は
 津波におそわれ、海水魚を中心に
 多くの水生動物が死亡しました。
    
 飼育係のみなさんも、
 動物たちのことを心配しながら避難しました。
 職場にもどってみると、だめかなと思っていたのに、
 生きていた動物がいました。
 懸命の手当てで一命をとりとめた動物たちがいます。
 かいがいしい世話で命をつないだ魚たちもいます。
    
 アクアマリンふくしまでは、
 動物を飼い続けることができなくなり、
 生きていた動物は
 関東や新潟の水族館、動物園に預けました。
 ゴマフアザラシの「くらら」は避難先で出産し、
 子は「きぼう」と名づけられたのです。
    
 東北の動物園・水族館に
 日本中の動物園・水族館からエサや水が届き、
 世界中からメッセージや義援金が寄せられました。
 動物たちは元気をとりもどし、
 動物園・水族館は復活しつつあります。
 姿もくらし方もちがう動物と人がいっしょになって、
 震災から立ち上がろうとしています。
 東北の動物園・水族館をみんなで応援しましょう。
    
 小宮輝之」

再開した4つの動物園、水族館

第2回目は2月10日ごろに更新します。
どうぞお楽しみに!


(文=N編集部員)


*本書の売上の一部を、被災した動物園・水族館に
義援金として寄付します。