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12月

アメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソンの曲の中で、むちを打つ音が登場する曲は次のうちどれでしょうか?

①ワルツィング・キャット
②そりすべり

③タイプライター

② そりすべり

クリスマスの時期になると必ずと言っていいほど、この曲をあらゆるところで耳にするのではないでしょうか。途中で、スラップスティックやルーテと呼ばれる、むちの音を出す打楽器が使われます。聴いていると、真っ白な雪景色の中を馬そりで駆け抜けていく風景が目に浮かびますよ。曲の最後には馬の鳴き声をトランペットが演奏していますので、ぜひ最後まで聴いてみてください!

11月

ドニゼッティが2週間ほどで完成させたオペラは何でしょうか?

①セヴィリアの理髪師
②ノルマ

③愛の妙薬

③ 愛の妙薬

選択肢に挙げられているオペラの作曲家は全員イタリア人。《セヴィリアの理髪師》はドニゼッティと同時期に活躍したロッシーニ、《ノルマ》はベッリーニのオペラです。ちなみに、《セヴィリアの理髪師》も制作期間が1か月に満たないほどだったとか!短い制作期間で名作を生みだすことができるなんて、本当におどろきですね。

10月

作曲家オッフェンバックは作曲活動のかたわら何の楽器を演奏していたでしょうか?

①ヴァイオリン
②チェロ

③ピアノ

② チェロ

パリ音楽院でチェロを学んだあと、作曲活動をしながらチェリストとして各地で演奏活動をしたオッフェンバック。《天国と地獄(地獄のオルフェ)》の序曲第3部は、「カンカン」や「ギャロップ」とも呼ばれ、運動会のBGMの定番ですね。この部分ばかりが有名ですが、序曲のほかの部分もとても素敵で、特に第1部のチェロのゆったりとしたソロは、チェリストが作曲したのも納得の美しさです。機会がありましたらぜひ序曲を最初から聴いてみてください♪

9月

オーケストラの弦楽器で、隣り合う2人のグループを「プルト」と呼びますが、どういう意味でしょうか?

①譜面台
②席

③冥王星

① 譜面台

③の冥王星は英語にすると“プルート(Pluto)”。
惜しいような、惜しくないような……。プルト(Pult)とは、ドイツ語で「譜面台」や「机」を意味します。オーケストラの弦楽器奏者は、通常2人で1台の譜面台を使いますよね。ですから、その2人1組のグループを「プルト」と呼ぶのです。プルトは「オモテ」の人と「ウラ」の人に分かれ、ウラの人は譜めくりを担当します。目の前に譜面台があればめくりやすいのですが、2人でひとつの譜面台を使っているので、たいていの場合斜め前にある譜面をめくるのは意外とワザが必要かも(!?)。

8月

滝廉太郎の遺作となったピアノ曲は次のうちどれでしょうか?

①恨
②憾

③怨

② 憾(うらみ)
選択肢の言葉はすべて「うらみ」ですが、それぞれ意味合いが少しずつ異なります。「恨」は相手を憎む、または不満を感じる気持ち、「怨」はより強い憎しみを伴う気持ち。そして「憾」は思い通りにならずに残念に思い後悔する気持ちを表します。ドイツに留学し、充実した音楽生活を送っていた矢先に肺結核にかかり、23歳の若さで亡くなってしまった滝廉太郎。生涯でたった2曲遺したピアノ曲のひとつであり、人生最後の作品となったこの曲からは、彼の悔しさ、無念、やりきれない思いをひしひしと感じます。ぜひ聴いてみてください。

7月

レスピーギの「ローマ三部作」と呼ばれる3つの交響詩の曲名の組み合わせと、作られた順番が正しいものは次のうちどれでしょうか?

①ローマの噴水→ローマの松→ローマの祭り
②ローマの松→ローマの噴水→ローマの踊り

③ローマの祭り→ローマの松→ローマの休日

① ローマの噴水→ローマの松→ローマの祭り

③にある『ローマの休日』はオードリー・ヘプバーン主演の映画。これを答えに選んだ方はうっかりしただけ、ですよね!?(汗)

1914年から1916年にかけて作曲された《ローマの噴水》にはじまり、 1924年には《ローマの松》、1928年に《ローマの祭り》が作曲されたこれら3つの交響詩は、「ローマ三部作」と呼ばれレスピーギの代表作になって います。
ちなみに、ローマにある松は「イタリアカサマツ」という種類で、日本でよく見る松とは違った形をしています。

6月

エルガーが完成させた行進曲『威風堂々』は全部で第何番まであるでしょうか?

①第4番
②第5番

③第7番

② 第5番

エルガーの『威風堂々』というと、多くの方はあの有名な旋律を思い浮かべると思います。これは『Land of Hope and Glory(希望と栄光の国)』と題されており、行進曲『威風堂々』の第1番の旋律です。『威風堂々』は全部で第5番まで存在しますが、エルガーは第6番まで作る構想を持っていたようです。未完のまま遺された第6番はのちに、エルガーの交響曲第3番も補完したアンソニー・ペインが完成させました。名曲揃いの『威風堂々』、ぜひ第1番以外も聴いてみてください。

5月

1869年5月25日はウィーン国立歌劇場オープンの日!

ウィーン国立歌劇場のこけら落としは、W.A.モーツァルトのどの演目だったでしょうか?

①フィガロの結婚
②ドン・ジョヴァンニ

③魔笛

② ドン・ジョヴァンニ

当初、宮廷歌劇場と呼ばれていたこの劇場は、W.A.モーツァルトのオペラ《ドン・ジョヴァンニ》の上演とともにオープンしました。皇帝フランツ・ヨーゼフ一世と、皇妃エリーザベトもこのこけら落とし公演に臨席したとか。この歌劇場は、第二次世界大戦で破壊されてしまい、1955年に再建します。再オープンの際は、ベートーヴェンの《フィデリオ》が最初に上演されました。世界でも有数のオペラ座のひとつ、ウィーン国立歌劇場。一度はここでオペラを観てみたいものです……!

4月

ベルリオーズ、チャイコフスキー、プロコフィエフの3人の共通点は次のうちどれでしょうか?

①ロシア帝国生まれ
②ロマン派の作曲家

③『ロメオとジュリエット』を題材にして作曲している
④音楽と無縁の学校に通っていた

③ 『ロメオとジュリエット』を題材にして作曲している

ベルリオーズは劇的交響曲、チャイコフスキーは幻想的序曲、プロコフィエフはバレエ音楽として、シェイクスピアの悲劇を題材とした『ロメオとジュリエット』を作曲しています。
ちなみに、ロシア帝国生まれなのはチャイコフスキーとプロコフィエフで、ベルリオーズはフランス生まれ。一般にロマン派に分類されるのはベルリオーズとチャイコフスキー、プロコフィエフは近現代。また、ベルリオーズはパリ音楽院に入学する前は医学学校に、チャイコフスキーはペテルブルク音楽院に入学する前は、法律学校を卒業し、法務省の役人として働いていました。

3月

ハイドンの交響曲第96 番が《奇跡》と呼ばれるきっかけとなったエピソードは、次のうちどれでしょうか?

①指揮をしていたハイドンがステージから落ちたのにけがをしなかったから 
②客席にシャンデリアが落ちたのに誰もけがをしなかったから

③演奏者の楽器がステージから落下しそうになったが、すんでのところでキャッチしたから 

② 客席にシャンデリアが落ちたのに誰もけがをしなかったから
ハイドンが自ら交響曲第96番を指揮しようとした時に、聴衆がハイドンをもっと間近で見るために客席を離れ、オーケストラの方に殺到したそうです。その時、天井からシャンデリアが落下しました!しかし、落下したところはちょうど聴衆が前方に移動して空席になった場所だったため、けが人が出なかったそうです。この幸運に、「奇跡だ!」の声があがり、このように呼ばれるようになったとか。その後の研究で、このエピソードは交響曲102番のことであると判明したようですが、今でもこの第96番が《奇跡》という愛称で知られています。

2月

次の作品目録番号はどの作曲家のものでしょうか?

①TWV ②BWV
③HWV ④WWV

①テレマン ② J.S. バッハ ③ヘンデル ④ワーグナー

すべてわかりましたでしょうか? ちなみに「-WV」は「Werke-Verzeichnis」の略です。これに、「Telemann」の「T」、「Bach」の「B」、のように作曲家の頭文字をつけることによって、その人の「作品目録番号」ということを意味します。
ちなみに、(ゆ)はよく「BWV」を「BMW」と間違えるので気をつけたいと思います(笑)

1月

さまざまな楽器の音色を出すことができるパイプオルガン。
音色を変える装置のことを、何と呼ぶでしょうか?

①パイプ ②スエルペダル
③ストップレバー ④コンビネーションボタン

③ストップレバー

パイプオルガンは、鍵盤を押して風を“パイプ” に送り、空気を振動させて音を出します。足元の“スエルペダル” を踏むことで、音量の調節が可能です。演奏台の左右に、丸いボタンのようなものがいくつも並んでいるのを見たことはありませんか? それが、“ストップレバー” です。これを引くことで、さまざまな楽器の音色に変えることができます。演奏中に何度もストップレバーを操作するのは大変なので、音色の組み合わせを記憶させる“コンビネーションボタン” が鍵盤の下などにあります。このボタンは、押すと記憶した複数のストップレバーを作動させることができる、優れものなのです! ちなみに、パイプオルガンがある音楽ホールのウェブサイトには、「ストップリスト」が掲載されていて、出すことのできる音色を一覧で見ることができます。 クリスマスシーズン、パイプオルガンの演奏を聴く機会が増えますね。コンサートに出かける前に、ストップリストをチェックしてみてはいかがでしょうか♪

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