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教育ニュース

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.11.01

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.11.01

勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。

コロナ禍によるオンライン授業の扱い、「出席停止」欄の名称変更が可能に

誰が 文部科学省が
何をどうした? コロナ禍でのオンライン授業は、これまで「出席停止の日数」に含まれていたが、この欄の名称変更を可能とした
なぜ? 児童生徒や保護者から、進学や受験で不利になるのではとの不安の声が上がっていたため

新型コロナウイルス感染症の影響により、児童生徒がオンライン授業を受けた場合、指導要録の「出席停止・忌引き等の日数」の欄に記載されていましたが、文部科学省は10月22日、自治体ごとに記入欄の名称を変更できるとの通知を、都道府県教育委員会等に出しました。

これまで、指導要録上で「出席停止・忌引き等」として記録されることについて、欠席扱いにはならないものの、対面授業と同じ出席扱いとはならないため、児童生徒や保護者から、受験に不利になるのではといった不安の声があがっていました。また、このことを受けて、指定都市市長会から「出席停止」の呼び方の見直しを求める提言書が文部科学省に提出されていました。

名称の例として、「出席停止・忌引き・その他出席しなくてよいと認めた日数」や「オンラインを活用した特例の授業・出席停止・忌引き等」などが挙げられていますが、名称や適用時期も含め、各自治体の判断に委ねるとしています。

「出席停止・忌引き等の日数」の名称が変わるとどうなる?

  • 名称が変更するだけで、オンライン授業の活用方法などに変更はない。
  • 名称の変更は各自治体に委ねられるため、名称が変わらない場合もある。
  • 入試の際に提出する調査書に「出席停止・忌引き等の日数」を記載しないよう求める通知が文科省から出されているため、調査書に名称変更の影響はないとみられる。

執筆:古川晶子(ディライトフル)

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