小学6年
やさしくまるごと小学社会【小学6年 平城京から平安京へ[天皇と貴族の世の中②]2】
奈良時代に続いて、平安時代について学んでいきます。
794年、「桓武天皇」は京都に都を移して「平安京」としました。
平安京に都が移ってから、鎌倉幕府が成立するまでの約400年間を「平安時代」といいます。
桓武天皇により坂上田村麻呂が征夷大将軍に任命され、蝦夷の平定が行われ、支配が広がりました。
この時代に最澄によって天台宗、空海によって真言宗という仏教が広められています。
平安時代に隆盛を誇ったのは中臣鎌足の子孫である藤原氏という一族で、
天皇が幼い時は摂政として、成人してからは関白として政治の実権を握る「摂関政治」が行われました。
また、この時代には日本風の文化も大いに栄え、この文化を「国風文化」といいます。
紫式部の「源氏物語」や、清少納言の「枕草子」など、
現代にまで伝わるすぐれた文学作品も生み出されました。
この一因となったのが、女性の間で広がったかな文字(ひらがなとカタカナ)です。
Information
小学校6年間の社会を“まるごと”学ぶなら、この一冊が最適です!
やさしくまるごと小学社会(改訂版)
発行 学研プラス
第3刷発行 2021年3月1日
本体価格 2,200円(税抜)