プロに聞く! 2020最新版 学習机の選び方 第3回
学習机の上手な選び方を、大手メーカー「コイズミ」の広報担当の中西聡さんに教えていただくシリーズの最終回です。
新型コロナウイルスの流行により、突然の一斉休校、リモートワーク(在宅勤務)の導入など、私たち親子を取り巻く生活は揺れ動いています。そんな中、今年ならではの学習机選びの傾向や、おさえておきたいポイントはあるのでしょうか。
第3回 コロナ禍の今年ならではの傾向
新型コロナウイルスの流行による影響はありますか?
「はい、デスクやチェア類が例年になくよく売れています。一斉休校などで家庭学習の時間が長くなった影響で、勉強スペースが急に必要になり、『学習机は買わない』と決めていたご家庭が購入されるケースが増えています。」
リモートワーク(在宅勤務)も一気に広がりました。
「そうですね。ご自宅に親御さんがお仕事をするスペースがないので、小さな机や、ダイニングで仕事をするためのオフィスチェアの需要が急増しました。」
机に意識が向きがちですが、椅子も大事ですか?
「ダイニングチェアで勉強や仕事をして、姿勢が悪くなる、腰を痛める、肩こりがひどくなるというお話をよく聞きます。腰や背中に負担のかかりにくいチェアを使うことをオススメします。」
そのほかに新型コロナの影響はありますか?
「弊社の販売先は家具専門店が中心なのですが、コロナ禍以降、インターネットで購入される割合が上がりました。店頭に見に行きたくても、まだ人との接触が心配なので、ネット販売を利用される方が増えたものと思われます。もうしばらくこの流れは続くのではないでしょうか。」
お子さんを連れての長時間のお出かけは、まだためらってしまうという方もいますよね。今年は、ここまでにうかがったお話を参考にして、まずはインターネットでお子さんと相談しながら探すのがよさそうです。候補をしぼり込んでから店舗に実物を確かめにいけば、効率もいいですね。
ご家庭にぴったりの学習机が見つかりますように!
【くわしくはコチラ】
学習机のことならなんでもわかる! コイズミファニテック株式会社