教育ニュース
パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.06.14
勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。
歯磨き中の子どもの事故が5年間に120件。3歳未満の喉突き事故が多数発生
誰が? | 消費者庁が | |
何をどうした? | 6歳以下の子どもの歯磨き中の事故件数を発表 | |
目的は? | 保護者に子どもの歯磨き中の事故に気をつけるよう注意を促すため |
6月4日から10日までの1週間は「歯と口の健康習慣」でした。消費者庁は、6歳以下の子どもによる歯みがき中の喉突きなどの事故が、5年間(平成28年4月〜令和3年3月末)で120件報告されていると発表し、保護者に注意喚起を促しました。
特に、120件のうち1歳〜3歳の事故が104件と多くを占めています。けがの原因で最も多いのは、歯ブラシをくわえたまま歩き、転倒したことによるもので、72件の報告があがっています。
消費者庁は、事故の危険性が高い1〜3歳頃の子どもが自分で歯磨きをする際の注意点として、
・保護者がそばで見守り床に座らせて歯磨きをさせること
・子どもには喉突き防止対策を施した子ども用歯ブラシを使用させ、保護者が仕上げをする歯ブラシとは使い分けること
などを、呼びかけています。
子どもの歯磨き中の事故防止のため、親ができることは?
- ソファやいす、踏み台など転倒するおそれのある不安定な場所で歯磨きをしない。
- 仕上げ用歯ブラシは、子どもの手の届かない場所におく。
- 歯ブラシを手にした子どもの周囲には、クッションや布団、コードなど転倒の原因になりやすいものを置かない。
執筆:古川晶子(ディライトフル)