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教育ニュース

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.08.23

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.08.23

勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。

大学を「合格できそうだから」で選ぶと、進学後の満足度は低いことが判明

誰が 文部科学省が
何をどうした? 「第19 回21 世紀出生児縦断調査(平成13 年出生児)の結果*」を公表した。19回目の今回は19歳の子どもが対象
わかったことは? 大学進学を「合格できそうだったから」「友人が選択していたから」で選ぶと、進学後の満足度が低いことなどがわかった

文部科学省が「第19 回21 世紀出生児縦断調査(平成13 年出生児)の結果*」を公表しました。19歳を対象に行われた本調査により、大学を「合格できそうだったから」との理由で選んだ人は、進学後に不満を持つ割合が高いことなどが明らかになりました。

調査結果によると、進学先の大学を選んだ理由として、男子は「合格ができそうだったから」(39.1%)が最多に、女子は「将来就きたい仕事と関連しているから」(49.0%)が最多となりました。

進学先の大学を選んだ理由に、「特色ある取り組みを行っているなど授業内容に興味があったから」「他校よりも入試の難易度が高いから」「卒業後の大学院の進学に有利だから」「将来就きたい仕事と関連しているから」「卒業後の就職に有利だから」を挙げた人の中で、現在の進路選択について<満足している・どちらかといえば満足>と答えた人は90%を超えました。

一方、「合格できそうだったから」を選んだ人は、現在の進路選択に<満足している・どちらかといえば満足>と答えた人が78.2%、「友人が選択していたから」を選んだ人の<満足している・どちらかといえば満足>の割合は81.0%でした。このことから、大学の特徴や将来の就職先などを十分に把握した上で大学選択を行った人のほうが、進学後も満足度の高いキャンパスライフをおくれていることがわかりました。

19歳を対象にしたアンケート、その他の結果は?

  • 学校の勉強は将来役に立つと思う→大学生84.9%・短大生90.9%・高専生88.4%・専門学校95.1%
  • 就きたい職業は決まっている→男子44.5%・女子56.8%(短大、専門学校などを含む)
  • アルバイトをしている→男子65.2%・女子74.5%(短大、専門学校などを含む)

執筆:古川晶子(ディライトフル)

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