うちの家族が愛しすぎて困る! Vol.21 娘の担任がアイデアマンすぎて萌える
ゆる4コマ子育て劇場をご覧のみなさま、こんにちは。
二児の母、イラストレーターのやましたともこです。
本日は、長女N子が3年生の時に担任だった「猫ちゃん先生(もちろん仮名)」のお話です。
猫ちゃん先生は、とてもフレッシュな20代の先生でした。
初めての個人懇談の時に、「今日は、学校の成績云々(うんぬん)よりもお母さんたちと仲よなったろ思てます!」と若々しい発言をして、懇談の7割をN子ではなく自分の話に使ってました。
まさかの展開に心の準備ができてなくてちょっとショックを受けたのですが、その後、N子の話を聞いていると、なかなかのアイデアマンで私の中の猫ちゃん先生のイメージはちょっとずつ変わっていきました。
例えば……
テストで100点を取ると、給食のおかわりを優先的にできる「おかわり優先権」や、席替えの時に、希望の席を指定できる「席替え優先権」など。他にも、連絡ノートの字がキレイだともらえるハンコ、そのハンコが貯まるとシールがもらえる「ハンコ貯金」や、学期末には好きな席を選べる「好きな席に座っていい日やデー」などなど。
聞けば聞くほど、自分が子どもだったらうれしいなと思う楽しい企画ばかりで、1年間、N子のヤル気をたくさん引き出してくれました。
いつの間にか最初の強烈なイメージも「面白キャラ」へと変化を遂げており、今では大好きな先生の1人になりました。
4年生でもまた猫ちゃん先生のクラスになったN子。N子本人は微妙な反応ですが、親の私はちょっとワクワクしています。
イラストレーターやましたともこの「うちの家族が愛しすぎて困る!」は、第2・第4水曜にお届けします! 次回もお楽しみに♪
イラストレーター やましたともこ
高知県生まれ大阪市在住。お堅い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。