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教育ニュース

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.10.18

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.10.18

勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。

コロナ禍で子どもの近視が「増えた」と小中高の養護教諭52.1%が回答

誰が ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが
何をした? 小・中・高の養護教諭191名を対象に、児童生徒の目の健康についてアンケートを実施した
わかったことは? 「コロナ禍前より近視が増えていると感じる」と、養護教諭の半数以上が実感していることなどがわかった

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、小中高校の養護教諭191名を対象に、児童・生徒の目の健康についてアンケートを実施しました。

アンケート結果によると、52.1%の養護教諭が、コロナ禍前と比べて児童生徒の近視が増えていると実感。養護教諭の41.0%が「近視が進行して強度近視になると、将来的に深刻な眼疾患や失明のリスクにつながる可能性がある」という危機意識を持っていることがわかりました。

文部科学省が発表した令和2年度の学校保健統計調査においても、視力1.0未満が小学生で37.52%、中学生で58.29%、高校生で63.17%と、年齢が高くなるにつれて視力が低下していることがわかります。

しかし、正しく視力を矯正できない要因について問うと、「生徒が視力矯正の必要性を感じていない」(複数回答)が59.0%と最も多い回答でした。

また、「目の健康や近視について、児童生徒と保護者等が家庭で話し合う機会が十分に持たれていると思う」との問いには、そう思う・ややそう思うと答えた養護教諭は8.4%にとどまり、子どもも保護者も危機感が低い印象を受けます。

ICT活用によりデジタル機器と触れ合う機会が増えている今、子どもの目の健康を守るため、改めて家庭内でもどう対策をするか、親子で話し合うといいでしょう。

デジタル機器の使用について、養護教諭はどう感じ、どうしている?

  • 「コロナ禍により、生徒が家庭でデジタル機器を使用する時間が増えたと感じる」96.9
  • 「デジタル機器に依存していると思われる児童生徒がいる」94.3%
  • 「コロナ禍において、スマートフォン、タブレット、PC等デジタル機器の使用時間について、児童生徒や家庭に対する指導を以前より強化した」41.6%

執筆:古川晶子(ディライトフル)

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