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教育ニュース

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2020.10.19

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2020.10.19

2020.10.19

勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。

小規模保育事業、保育コンシェルジュなどの施策と、保育の質の向上を 子育て支援策を経団連が提言

誰が? 経団連が
何をどうした? 保育の無償化について上限額を設け、その分の財源を保育の質向上に回す見直し案を示した。
目的は? 幼稚園と同様に上限額を設け、上回る分は自己負担とし、その分の財源で保育の受け皿の整備や保育の質向上に充てるため。

 

経団連は、これからの少子化対策について提言をまとめました。待機児童は減少傾向にあり、中でも都市部に集中していることから、今後は保育所を整備するだけでなく、小規模保育事業、保育コンシェルジュ、巡回バスなど、地域の特性に応じた多様なサービスを活用できるようにすることが不可欠であるとしました。
また、保育の質向上のためにICTの活用や働き方改革を進めることも求められるとしています。さらに、財源を確保するための手段として、高所得者層にメリットの大きい児童手当の特例給付を廃止したり、保育無償化に上限額を設けたりすることなどをあげています。

※児童手当 特例給付:児童を養育している人の所得が所得制限限度額以上の場合、特例給付として月額5000円を支給する制度。
※保育無償化:2019年10月から幼児教育・保育の無償化がスタート。幼稚園、保育園、認定こども園などを利用する3歳から5歳児、住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスの利用料が無料となる。

これが実現したら、今後の子育てはどう変わる?

  • 保育所の新設だけでなく、地域の特性に応じたさまざまなサービスを利用できようになる。
  • ICTの活用や保育現場の働き方改革により、質の高い保育を利用できるようになり、安心して働きながら子育てできる環境が整う。

 

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