教育ニュース2021.12.13　政府が「教育未来創造会議」を新設。

勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。

政府が「教育未来創造会議」を新設。高等教育のあり方などを議論

誰が		政府が
何をどうした		「教育再生実行会議」の後継となる、「教育未来創造会議」を新設した
目的は		未来を担う人材を育成することを目的とした議論を行うため

21世紀の日本にふさわしい教育体制の構築を目的として2013年に発足した「教育再生実行会議」の後継となる「教育未来創造会議」の設置が、12月3日に閣議決定されました。

「教育未来創造会議」では、未来を担う人材を育成することを目的として、下記2点を軸とした議論が行われます。ッと

• 高等教育をはじめとする教育の在り方について、国としての方向性を明確にする
• 誰もが生涯にわたって学び続け学び直しができるよう、教育と社会との接続の多様化・柔軟化を推進する

議長を岸田文雄首相が、議長代理を松野博一内閣官房長官と末松信介文部科学大臣兼教育再生担当大臣が務めます。
加え、萩生田光一経済産業相や後藤茂之厚生労働相などの関係閣僚が参画します。
また、民間企業や大学の関係者等も構成員に加わります。

前身となる「教育再生実行会議」ではどんなことが話し合われてきた？

• ポストコロナ期における新たな学びの在り方について。
• これからの時代に求められる資質・能力と、それを培う教育、教師の在り方について。
• いじめの問題等への対応について。

執筆：古川晶子（ディライトフル）