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教育ニュース2022.2.21 保育所のオミクロン株対策を厚労省が公表
勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。
保育所のオミクロン株対策を厚労省が公表。休園時の代替保育を促進へ
誰が | 厚生労働省が | |
何をどうした | オミクロン株の特性を踏まえた保育所等の感染症対策を公表した | |
目的は | 保育所の感染拡大を防止するとともに、休園時でも保護者が働き続けやすい環境を確保するため |
厚生労働省は2月8日、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大により、保育所の全面休園が増加していることから、オミクロン株の特性を踏まえた、保育所等の感染症対策を公表しました。
保育所が休園になった際、子どもを他の保育所や公民館などで預かる「代替保育」を促進するため、財政支援を実施。保護者が働き続けやすい環境を整えます。
具体的な財政支援策として、代替保育を実施する際の補助単価を、通常の保育と同等の単価に設定することで、利用者負担を減免。さらに、障害者が対象となっている居宅訪問型の一時預かり事業について、休園した子どもも利用できるようにするとしています。
これら代替保育に合わせて、オミクロン株の特性を踏まえた感染症対策の実施も促しています。
厚労省が保育所へオミクロン株対策として実施を促していることとは?
- 少人数に分割した保育、大人数での行事の自粛、保護者参加の行事の見合わせなど、感染リスクの高い活動を避ける。
- 保育士をはじめ保育所の職員に対するワクチンの追加接種の速やかな実施。
- マスクの着用が無理なく可能とされる2歳以上の子どもについては可能な範囲で、一時的にマスクの着用を推奨(ただし子どもや保護者の意図に反して無理強いはしない)。
執筆:古川晶子(ディライトフル)