教育ニュース
パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2020.11.30
2020.11.30
勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。
児童手当の高所得世帯への給付、政府が見直しを検討
誰が? | 政府が | |
何を? | 高所得世帯への児童手当の特例給付を | |
どうする? | 一定所得以上の世帯では縮小か廃止の方向で検討を進めている |
※児童手当:0歳から中学校卒業までの児童を養育している家庭等に対して、所得に応じて受給される行政からの支給手当のこと。
(参考)内閣府ホームページ「児童手当」
政府は、これまで児童手当の所得制限を超える世帯にも、子ども1人当たり月額5000円を支給していた「特例給付」を、縮小か廃止する方向で検討していることがわかりました。また、これまでは共働きの場合、所得が高い方の金額で判断されていましたが、今後、夫婦の収入を合わせた世帯年収で判断する方法に切り替えることも合わせて検討されています。
これにより確保した財源は、保育所の整備など待機児童対策に充てる考えです。ただし、政府・与党内でも否定的な意見も出ており、慎重に検討を進めるとしています。
児童手当の特例給付、もし見直されたらどうなる?
- 一定所得以上だと、特例給付の月額5000円をもらえない、または減額される世帯が出てくる。
- 夫婦の年収を合わせた金額で判断されるようになる。
- 基準額は1500万円以上などの案が出ている。