教育ニュース2022.6.6 中高生の約8割、中学卒業までにSNSデビュー

勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。

中高生の約8割が中学卒業までにSNSを利用開始。InstagramやTwitterは複数アカウントを持つ傾向に

誰が		スタディプラスが
何をどうした		中高生を対象にSNSの利用に関するアンケートを実施
わかったこと		中学卒業までに8割以上がSNSを利用していることや、「Instagram」や「Twitter」では複数アカウントを所持している人が多いことなどがわかった

スタディプラスが、学習管理アプリ「Studyplus」上で中高生のユーザーを対象に「通学とスマートフォン・SNS利用に関するアンケート」を実施。1,869人が回答し、その結果を公表しました。

調査によると、93.5％の中高生が現在SNSを利用していると回答。SNSの利用開始時期については、「中学1年生」（32.1％）が最も多く、次いで「小学校高学年」（24.6％）、「中学2年生」（15％）となり、8割以上が中学卒業までにSNSをはじめていることが明らかになりました。

利用しているSNSについて、「よく利用する」「時々利用する」の回答が最も多かったのは「LINE」（97.4％）でした。次いで2位「YouTube」（92.6％）、3位「Instagram」（69.3％）、4位「Twitter」（52.5％）、5位「TikTok」（28.0％）という結果に。

また、SNSごとに持っているアカウント数を聞いたところ、「Instagram」は7割以上、「Twitter」では半数以上が、複数のアカウントを所持していることがわかりました。一方、「YouTube」「TikTok」ではアカウントは1個のみが大半を占めました。

複数アカウントの使い分け方をたずねたところ、「学校の人全体とつながるアカウントと、仲がいい人のみのアカウント」「リア垢、本垢、勉強垢、裏垢、病み垢、なり垢、活動垢など」など、趣味や人間関係の違いによってアカウント（垢）を使い分ける傾向が見られました。

そのほかにアンケート結果からわかったことは？

• SNSを利用しはじめた目的の1位は「リアルな友人との交流」（69.9%）。2位「家族との連絡」（59.4%）3位「情報を得るため」（55.3％）
• 一番よく使うSNSの利用頻度について、「1日1〜3時間程度」（51.5％）」が1位。
• 一番よく使うSNSの使用目的について、「見て楽しむ・情報を得るため」が1位。

執筆：古川晶子（ディライトフル）