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教育ニュース

教育ニュース2022.7.4 タイピング指導、ローマ字学習前は難しい

教育ニュース2022.7.4 タイピング指導、ローマ字学習前は難しい

勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。

タイピング指導「ローマ字の学習前に教えるのが難しい」。教職員のアンケートから課題が浮き彫りに。

誰が 株式会社教育ネットと株式会社ミラボが
何をどうした タイピングに関するアンケートを小・中学校の教職員を対象に実施
わかったこと ローマ字を学習する前に教えるのが難しいと感じている教職員が多いことがわかった

株式会社教育ネットと株式会社ミラボが、タイピングに関するアンケートを小・中学校の教職員259名を対象に実施。6月21日に結果を公表しました。

「タイピングを指導するにあたり課題に感じていることは?」(複数回答)の問いに対して、「ローマ字を学習する前に教えるのが難しい」(178人)が最も多く、次いで「子どもたちのスキルの個人差が大きい」(168人)、「指導する時間が取れない」(131人)となりました。この上位3つの回答は他の項目を大きく上回り、多くの教職員が直面している課題であることがわかりました。

「タイピングを練習し始めるのに適した学年はどれ?」の問いに対して、「小学3年生」が56%と最も多く、次いで「小学1年生」、「小学2年生」が同率で13%となりました。学習指導要領の改訂で、ローマ字の学習は小学3年生で行いますが、同時期に教えたいと考える教職員が約半数いる一方で、より早く小学校低学年のうちから練習を始めたいと考える教職員も約4分の1いることがわかりました。

タイピング練習でおさえておきたい3つの基本ポイントとは?

  • キーボード入力をスムーズに行う指の基本配置、ホームポジションを覚える。
  • 文書作成ソフトやタイピングソフトを活用して、タイピングを練習する。
  • 短時間でも毎日練習する時間を作る。

執筆:古川晶子(ディライトフル)

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