教育ニュース
パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2020.12.28
勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。
コロナ禍で重要性高まる、新学習指導要領にも反映された「ESD」とは?
何を? | 環境、貧困、人権、平和、開発など、世界のさまざまな問題を | |
どのように? | 主体的な問題として捉えて、身近なところから取り組むことで | |
どうする? | 課題解決につながる新たな価値観・行動を生み出す |
持続可能な開発のための教育(ESD)を推進する第12回ユネスコスクール全国大会・ESD研究大会が12月6日、オンラインで開催されました。コロナ危機に世界中が立ち向かう現在、新学習指導要領の全面実施を迎える日本の教育が果たす役割について、活発な議論が交わされました。
そもそもESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。ESDを推進し、持続可能な社会を創造していくための人材を育成することを目指す学習や活動が、今後学校現場でも増えると考えられます。
ESDで重要な3つのポイント
- 人格の発達や自律心、判断力、責任感などの人間性を育むこと。
- 他人、社会、自然環境との関わりを尊重できる個人を育むこと。
- ESDの対象となるさまざまな社会課題への取組をベースに、環境、経済、社会、文化の各側面から学術的かつ総合的に取り組むこと。