教育ニュース
パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.02.17
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2021.02.17
勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。
性差を意識させない「ジェンダーレス制服」を採用する学校が増えている
誰が? | ![]() |
全国の学校が |
何をどうした? | ![]() |
ジェンダーレスな制服を積極的に採用している。 |
目的は? | ![]() |
選択肢が増えることと、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの生徒への配慮のため。 |
制服といえば、男子生徒はズボン、女子生徒はスカートが当たり前とされてきましたが、性別に関係なくズボンかスカートを自由に選べるなど、性差を意識させない「ジェンダーレス制服」を採用する学校が増加しています。
背景には、心と体の性が一致しないトランスジェンダーなどセクシャルマイノリティへの配慮があげられます。また、生徒や保護者から「スカートでは足が冷える」「ズボンの方が動きやすい」などの声もあり、ジェンダーレス制服を誰もが自由に選べる制服として採用している学校が目立ちます。
明治9年創業の制服メーカー「トンボ」では、男女兼用のユニセックスジャケットや男女同柄のズボンなど、LGBTアドバイザーや当事者へのアンケートなどをもとに、ジェンダーレス制服を積極的に開発提供。平成31年に納品した中高生の制服のうち、女子生徒にズボンを導入した学校は450校で、平成26年度と比べ約76%増加しています。
※株式会社トンボのジェンダーレス制服⇒https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000024412.html(PR TIMES)
ジェンダーレス制服が採用されるとどうなる?
- スカートかズボン、リボンかネクタイなど選択肢が増える(学校により導入方法は異なる)。
- スカートによる足元の寒さや、自転車の乗りにくさなどのデメリットが解消される。
- トランスジェンダーの精神的負担が軽減される。