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教育ニュース

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.04.19

パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2021.04.19

2021.04.19

勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。

子どもに関する政策を一括で担う「こども庁」の創設案が急浮上

誰が? 政府が
何を? 子どもに関する政策を一元的に取り組む「こども庁」の創設について議論を進めている
目的は? 複数の省庁にまたがる縦割り行政を解消。子どもに関する福祉や医療などの政策を一本化することで、問題を明確に把握し対策を講じるため

子どもに関する政策を担当する「こども庁」の創設が検討されており、4月13日には、自民党本部で創設に向けた初会合が開かれました。

こども庁ができることで、長年議論されている「幼保一元化」が進めやすくなるほか、児童手当や子育て世帯への給付といった支援策も一本化できることが期待されます。また、児童虐待への対策、不妊治療や妊娠・出産の支援、子どもの貧困問題などにも対応する想定です。

現在、子育て施設は、幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省、認定こども園は内閣府と、所管が3府庁にまたがっています。この縦割り行政を解消し、情報をこども庁に集約することで利用者の使い勝手を改善するとともに、支援策の効果を検証し、次の対策を講じやすくすることが期待されます。こども庁の創設は2022年度を目指したいとしています。

こども庁に期待される役割

  • 幼稚園、保育園、認定こども園を一元化することで、全ての子どもに質の高い幼児教育・保育を提供し、待機児童問題を解消する。
  • 児童手当などの子育て支援策の申請先が厚労省、内閣府、文科省と分かれているのを一元化することで、手続きをわかりやすくし、政策の効果を判断しやすくする。
  • 児童虐待や貧困問題への対策、不妊治療、妊娠・出産の支援なども一括して担う。

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