教育ニュース
パッと見でわかる! 今週の教育ニュース 2020.10.05
2020.10.05
勉強や習い事、健康など、お子さんに関わる日々のニュースを知りたいけれど、「ゆっくりニュースをチェックしている暇なんてない…」という保護者のみなさんも多いはず。
このコーナーでは、そんな忙しいみなさんのために、最新の教育ニュースをたった3分でわかるように紹介していきます。
小学校高学年で教科担任制を2022年度に本格導入目指す 文科省の来年度予算概算要求
どこが? | 文部科学省が | |
どうした? | 来年度予算の概算要求の中で 2397人の教員増を図る方針を固めた |
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目的は? | ・2022年度に小学校高学年での 教科担任制を本格導入するため ・障害のある児童生徒への 通級指導※の充実などのため |
※通級指導:通常の学級に在籍し,ほとんどの授業を通常の学級で受けながら,障害の状態に応じた特別な指導を週1~8単位時間、特別な指導の場で行うこと。
9月25日、文部科学省は小学校高学年での教科担任制を2022年度から導入することや、障害のある児童生徒への通級指導の充実のために、来年度予算に教員を増やすことを要求しました。この教員増の要求から、本格的に教科担任制を導入する文科省の姿勢を読み取ることができます。
「教科担任制」が実現したらどうなる?
- 子どもたちにとっても、担任の先生以外の教員と話せる機会が増えるなど前向きな気持ちが生まれる
- 教科担任制によって中学校のような体験ができ、中学校への円滑な接続にもなる
- 教科ごとに教員が変わることで十分に授業準備ができるようになり、授業の質が高まる