食べものの「旬」や「栄養素」にくわしくなろう! ごはんの時間 第1回「トマトビーンズ」
スーパーや八百屋さんで一年中見られる野菜やくだものにも、実はそれぞれ「旬」があるって知っていますか?
「旬」とは、「その食材がいちばんおいしく食べられる時期」で、なおかつ「ほかの時期にくらべて、体を元気にする栄養が多くなる」ことなんです。
おいしく食べられて、体にも良いなんて、もう最高ですよね!
マナビスタでは全16回にわたって、その「旬」を大切にした、楽しいレシピを紹介します。
自分でつくってみると、料理はきっともっとおいしく感じるはず。
食材には野菜を育ててくれた農家の人、お魚をとってくれた漁師さん、ほかにもいろいろな人がかかわっていることや、食べものの大切さについて、お家の人と話したり考えてみてくださいね。
第1回は「トマトビーンズ」。
「畑の肉」とよばれる大豆に、秋野菜の代表「かぼちゃ」も入って、栄養満点✨
材料(4人分)
・かぼちゃ 150g
・なす 1本(100g)
・玉ねぎ 1/2個(100g)
・いんげん 4本
・ゆで大豆 150g
A オリーブオイル 大さじ1
A にんにく(みじん切り) 1かけ
B トマト缶 1缶(400g)
B 水 100ml
C みそ 大さじ1
C 塩 少々
C 黒こしょう 少々
つくり方
※包丁や火を使うときは、必ず大人の人と一緒にやりましょう
1・かぼちゃ、なす、玉ねぎは1cm角に切る。
いんげんは2cmの長さに切り、塩少々(分量外)を加えた熱湯でゆでる。
2・フライパンにAを入れて、中火にかけ、玉ねぎ、かぼちゃ、なす、ゆで大豆の順にいためる。
3・Bを加えてふたをし、中火~弱火で5分ほど煮込む。
4・Cを加え、ふたをとって5~10分ほど煮飛ばし、いんげんを加える。
旬の野菜
🎃ビタミンが多く、栄養満点! かぼちゃ🎃
旬→8月~12月
栄養価は野菜の中でもトップクラス。
体のつかれをとるビタミンB群などのビタミン類がしっかりふくまれる、まさにビタミンの王様。
皮にもたくさん栄養があるから、皮ごと食べましょう!
🍆カリウムで残暑つかれを解消! なす🍆
旬→7月~9月
夏野菜のイメージが強いなすですが、秋になると皮がやわらかく、身がしまっておいしくなるんです!
ふくまれるカリウムには体の熱をにがす働きがあるから、暑さが残る秋のはじめにぴったり。
次回は、お魚を使った料理を紹介!「さんまと秋野菜のトマトにこみ」です。
どうぞお楽しみに!