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子育て

【工作で「防災」を考える】 被災時に役立つグッズを作ってみよう

【工作で「防災」を考える】 被災時に役立つグッズを作ってみよう

2021.3.11

今年は東日本大震災から10年の節目の年。
いつやってくるかわからない災害には、日頃からの備えが大切ですね。


では、どのようにしたら、震災を体験していない子どもたちに防災に興味をもってもらえるでしょうか。
今日は、家族みんなで防災意識を高めることができる、おうち時間にもぴったりな方法をご紹介します。

「防災」×「工作」!? 子どもを引き付ける、新しい防災教育とは。

「防災教育」と聞くと、「災害は怖い」というイメージを子どもたちに伝えることだと思われるかもしれません。もちろん、そのような教え方もありますが、近年では「遊び」の中に「防災」を取り入れ、楽しみながら防災への意識を高めていく教育も注目されています。
その一つが、子どもたちが楽しく取り組める「工作」です。
ご家庭で気軽に取り組める「工作」を防災教育に取り入れ、被災時に役立つものを親子で工作することで、子どもたちに被災時の状況を擬似体験してもらうことができます。

身近なもので手軽にできる工作25点を掲載!『つくって役立つ! 防災工作』

そんな、「防災」と「工作」をかけ合わせた、被災時に役立つ工作の作り方をまとめた本が登場しました。『つくって役立つ! 防災工作 水・電気・ガスが使えないくらしを考える』(学研プラス刊)です。

水が使えないときに役立つ「新聞紙を使った食器」、明かりがないときに役立つ「ツナ缶を使ったランプ」、ベッドがないときに役立つ「段ボールを使ったベッド」など、ご家庭にある身近なものを使って、短時間で簡単にできる工作25点を掲載しています。

水が使えないときに役立つ「段ボール箱で作る非常用トイレ」
避難所で役立つ「マスク」

被災時にインフラ(水・電気・ガス)が止まる理由や、インフラが止まると使えなくなるものについての説明つきで、被災すると生活がどう変わるのか、どんな備えや工夫が必要になるのかを理解したうえで、被災時に役立つ工作に取り組むことができます。

「水が使えないくらし」「電気が使えないくらし」「ガスが使えないくらし」「避難所でのくらし」について考えることもできる

おうち時間も多い今、親子で楽しく工作しながら、防災について話し合ってみるのもいいですね。

つくって役立つ! 防災工作 水・電気・ガスが使えないくらしを考える
学研プラス(編)/NPO法人 プラス・アーツ(監修)
本体価格4,200円(税抜)

※本書は図書館向け商品につき、お近くの図書館へリクエストいただくと、より手に取っていただきやすくなります。ネット書店などを通してもお買い求めいただけます。

 

 

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