おうち時間に遊びながら学べるトイ☆ 第1回『きかんしゃトーマス ころころアドベンチャー』
ステイホームが推奨されて以降、おうちで過ごす時間が長くなりました。外遊びができない日は、お子さまと過ごすおうち時間をできるだけ充実させたいですよね。そこで、おうちで楽しく遊びながら、学びにもつながるおすすめの知育玩具をご紹介します。
押す、引く、ひねる! スイッチやレバーで手指の発達を促す
今回ご紹介するのは、楽しく遊びながら細かい手指の動きで発達を促す知育玩具『きかんしゃトーマス ころころアドベンチャー』。ものをつかめるようになってきた2歳以上のお子さま(~5歳くらいまで)が対象のおもちゃです。
2歳ごろというと、身の回りのものすべてに興味津々で、なんにでも手を伸ばしたがる年齢。でも、家の中には触ってほしくないものも多くて心配ですよね。そんなときにも『ころころアドベンチャー』があれば、子どもの「やりたい欲求」を止めることなく自由に触らせてあげることができます。
8つのスイッチやレバーで、「押す」「引く」「倒す」「ひねる」「つまんで回す」など、さまざまな指先の動きを体験することができます。これだけいろいろな操作ができるのに電池がいらないのも、うれしいポイントですね!
トーマスとパーシーの2つのボールが付属していて、スイッチやレバーを操作することでボールがスロープをすべったり、ジャンプしたりと、いろいろな動きを見せてくれます。操作するスイッチやレバーと、動く場所の色が対応しているので、色の認識にも役立ちます。
単純なボタン操作のおもちゃよりも「作業感」があるので、夢中になってボール運びをがんばってくれるはずです!
成長に合わせて遊び方をステップアップできる!
うちの子はまだ細かい操作はできないかも……という心配は不要です。スイッチやレバーによって作業の難しさのレベルが違うので、成長に合わせて遊び方をステップアップしていきましょう。
はじめのうちはスロープにボールを転がしたり、ボタンやレバーを押したり引いたりするだけでも十分に楽しめます。遊んでいるうちにボールの動かし方がわかるようになっていくので、工夫しながら何度でもくり返し遊ぶことができますよ。
「さまざまなボタンやハンドルの操作によって引き起こされるおもちゃ独自の動きによる物事の因果関係の理解や、ボールを上手に運ぶ操作を完遂することによる達成感(自己効力感)が得られるような工夫がされています。」(榊原洋一先生 お茶の水女子大学名誉教授)
はじめはスイッチを押すだけで精一杯だった子が、いつの間にかひねったりつまんだりして考えながら遊んでいる姿を見たら、思わず感動してしまいます!
トーマスやパーシーのお話を作りながら親子で一緒に楽しもう!
手指をたくさん動かすことで「巧緻性」(器用さ)が育まれるだけでなく、何度もくり返し試すことによる「探求心」や「集中力」、ボールを上手に運べたときの「達成感」も得られます。これらはすべて、子どもの生きる力につながる「非認知能力」に関わり、心身ともに健やかな成長を促します。
また、トーマスやパーシーのお話を作りながら親子で一緒に遊ぶのもおすすめです。「トーマスとパーシーが追いかけっこしてるよ!」などと語り合いながらおもちゃを動かすことで、お話の情景を思い浮かべる「想像力」が育まれます。親子のコミュニケーションを深めるツールとしても、一役買ってくれそうですね。