この夏、気軽に科学体験を！　「学研キッズフェス2022」オンライン開催

2022.08.01

幼児・小学生の間にさまざまな体験をさせてあげることはとても重要です。夏休みの時期になりましたが、新型コロナウイルスの感染状況も心配ですよね。さらに、「それ以外のウイルス感染症などに注意して」といった報道も少なくありません。そんななか、自宅で気軽に体験できる、オンラインイベントをお伝えします。

体験の重要性とは

子どもの心や頭の発達が進むと、興味、関心が外に向かって強くなっていき、まわりの大人のめいわくになるほど「なぜ」を連発するようになるものです。こういったとき、正解を言うのではなく、ヒントを出したり、いっしょになって考えたりする、そんな時間がとても重要になります。

夏休みなど、長期で時間がある場合、子どもたちが成長するチャンスともいえるのです。いろいろなことに興味や関心をもつ子にするには、さまざまな経験をさせてあげることが大切です。異なる年の子たちと遊ぶ、自然現象の不思議さにふれさせてあげる、体を動かしたり、今まで見たことのないものを見る、などなど……。

このときに、一番気をつけたいのが、子どもたちの「なぜ」と思う気持ちを引き出してあげること。自分なりに「なぜ」と思ったことがわかったり、またわからなくても心を動かすことができたときに、大きく成長することができるのです。そういった経験は、やがて『自然愛護』や『命の尊さ』、『相互理解』、『学ぶことへの情熱』といったものに必ずつながっていきます。

なかでも、なかなか体験させてあげることができないのが「科学体験」です。みなさんも、アルカリ性と酸性を見分けられるリトマス試験紙や、冬に金属にさわったときのパチッという静電気のことを子どものころに体験したことがあるはずです。これからの教育では「自ら課題を見つけ、仲間と協働し、最適な解を見つけていく」というように指導要領でも示されています。そんなとき、科学的な思考力があったほうが、より楽しみながら学んでいくことができるでしょう。

「学研キッズフェス2022」は8/20開催！

科学っておもしろい！　そして科学をもっと身近に！　そんな思いで開催するのが、オンラインイベントの「学研キッズフェス2022」です。幼児から小学生のお子さんとその保護者を対象に、自宅から気軽に参加できるオンラインイベントで、2020年のコロナ禍からオンライン化され、今年で3回目となりました。「遊んでたら、学んでた！」をコンセプトに、親子で楽しみながら学べる内容です。ふしぎとびっくりをつめこんだ科学実験のコンテンツをたくさんご用意しました。

夏の思い出づくりであったり、お子さんに「『科学体験』をさせてあげたい……」「自由研究の参考にしたい」といった思いでもかまいません。どなたでもふるってご参加ください。

【おうちにいながら「科学ショー」が体験できる楽しいコンテンツ】　

京乃はるさんサイエンスショー
サイエンスエンターテイナー・タレント京乃はるさんが登場！　どんなスペシャルなショーが飛び出すかは、当日までのお楽しみ。
『学研の科学』が復刊！で、『学研の科学』って何？
1963年から2010年まで刊行された実験キット付き科学雑誌『学研の科学』が、この夏復刊！　今までのなつかしい実験キットをしょうかいします。
「水素エネルギーロケット」を飛ばそう！
上でしょうかいした『学研の科学』の最新刊「水素エネルギーロケット」を実際に飛ばします。
「温度差」を利用して発電してみよう
電流を流すと温度が変わるふしぎな装置「ペルチェ素子」を使って、温度差を利用した発電実験を実演します。
１日でできる自由研究！「回転」を学ぼう
身近なものですぐにチャレンジできる実験テーマをしょうかいします。