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子ども向け読み物

まんがで学ぶ3つのメリット!「日本の歴史」

まんがで学ぶ3つのメリット!「日本の歴史」

歴史の学習について、どのような印象をお持ちでしょうか? 「人名や年号を覚えることが苦手」「その時代の生活がイメージできない」など悩みが多いですよね。でも、まんがで歴史学習すれば好きになること間違いなし!

まんがで学習するメリットは下の3つがあります。
①流れを理解しやすい!
②絵や写真のほうが記憶に残りやすい!
③資料や映像と組み合わせると、より深く理解できる!

今回は3つのメリットを詳しく説明します。「歴史が大切なのはわかっているけれど、なかなか好きになれない」という方は参考にしてみてくださいね。

①流れが理解しやすい!

まんがを使って学習するメリットの1つ目は「流れを理解しやすくなる」ことです。教科書や参考書に書かれている人名や出来事をいきなり覚えようとすると、それらの関係が理解できず、いざ問題を解こうとすると思い浮かばないといったことが起きてしまいます。

例えば、江戸時代の政策で下のようなものがあります。

・「絵踏(えふみ)」を行った。
・外国の書物を規制した。
・「鎖国」体制にした。

このような出来事を別々に覚えてしまうと、すぐに忘れてしまいますし、何よりおもしろくないと感じてしまうはずです。

でも、歴史の流れを理解したうえで覚えようとするとどうなるでしょうか?

江戸幕府は人々を支配して、安定した政治体制を整えたい。

キリスト教の「人々は平等である」という考えは幕府にとって好ましくない。

「絵踏」を行い、キリスト教徒を取り締まった。

キリスト教の教えが日本で広まらないように、外国の書物を規制した。

この支配体制を長く保つため「鎖国」を実施した。

このように、流れを理解したうえでそれぞれの出来事を記憶すると忘れにくくなります。
歴史まんがは良くも悪くも情報量が限られていますが、ストーリーを大切にして作られています。そのため、歴史学習の「土台作り」にピッタリと言えるのです。

②絵や写真のほうが記憶に残りやすい!

メリット2つ目は「絵や写真のほうが記憶に残りやすい」ことです。人間は右脳と左脳を使い分けているといわれています。左脳の「言語的な役割」は言葉を読んだり、書いたり、記憶したりするときに使われます。いっぽう、右脳の「非言語的な役割」は絵や写真を目で見たり、音楽や動物の鳴き声を聴いたりするときに使われます。
勉強するときはたいてい、言語的な役割の左脳を使っています(漢字を覚えたり、計算したり、人名を覚えたり……)。

でも、おどろくべきことは「右脳の記憶力は左脳の10倍以上ある」ということです。つまり、言葉よりも画像や音のほうがより長く記憶できるということです。ある曲の歌詞を思い出そうとするとき、「言葉だけでは思い出せないのに、口ずさんでみると思い出せた」という経験はだれにでもあるはずです。

このことを歴史学習に置き換えると、人名や年号を覚えるよりも絵や図を見ながら学習を進めるほうがよいということです。これができるのが歴史まんがなのです。

③映像や資料と組み合わせると、より深く理解できる!

メリット3つ目は「まんがを映像や資料と組み合わせると、より深く理解ができる」ことです。これまで、まんがのメリットを紹介してきました。ここに映像や資料を加えるとまんがではできない学びが得られ、主体的で深い理解につながります。

まず、映像はリアルに歴史を体験することができます。迫力の合戦シーンや歴史の裏話などの映像はまるでタイムスリップしているかのような臨場感を味わうことができるはずです。

次に、資料はまんがや映像では伝えきれない豊富な情報量にふれることができます。まんがや映像での歴史学習は土台作りにはピッタリですが、学校のテストや受験のことを考えると十分な情報量とはいえません。やはり、人の名前や年号、出来事の詳細を覚える必要があります。それを手助けしてくれるのが資料なんです。資料を使うことによって、まんがや映像で得た知識をさらに定着させられます。

このように、まんがと映像と資料を行き来することによって飽きることなく歴史学習を進めることができるってわけですね。

 

今回は、まんがを使って歴史を学習する3つのメリットを紹介しました。歴史が好きな人もそうでない人も一度まんがを使ってみると、新たな発見があると思います。ぜひ普段の歴史学習にまんがを取り入れてみてください。なかでも「DVD付学研まんが NEW日本の歴史」は「まんが×映像×資料」の「トライアングル学習」ができるおすすめの教材です!
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