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子ども向け読み物

学研道徳動画ライブラリー・第10回<クリスマス・キャロル>

学研道徳動画ライブラリー・第10回<クリスマス・キャロル>

物語の舞台は、イギリスのロンドン。
この町に住むスクルージは、けちで欲張りな人間として町の人みんなに嫌われていました。
唯一の肉親である甥(おい)のフレッドに対してもまったく心を開きません。

ある年のクリスマス、かつてスクルージとともに働いていたマーレイの幽霊が目の前に現れます。マーレイは、7年前に病気で亡くなっていたのです。
彼は「今夜、おまえさんのところへ3人の幽霊(ゆうれい)が来る。それが最後に残された希望だ」と忠告します。

予言通り、その夜3人の幽霊が次々とスクルージの前に現われて……。

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『クリスマス・キャロル』は、英国の作家・ディケンズの中編小説で、1843年に発表されました。
これまで何度も映画化や舞台化されているクリスマス物語の代表作です。
クリスマスの時期のはなやかなロンドンの街の表現やそこに住む人々の表情、タイムトラベルを表現する光や音は、アニメーション作品ならではの完成度です。そして何より声優のみなさんの熱演に、物語の世界に引きこまれます。

時間や人生を自分のためにしか使わず、まわりの人たちと分かち合ってこなかったスクルージ。
そんな彼が3人の幽霊にであい、「過去」、「現在」、「未来」のクリスマスを旅していくうちに、どのように変化していくのか、ぜひ注目ください。

年に一度のクリスマス。
みなさんも、すてきなクリスマスをお過ごしください。

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