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子ども向け読み物

小学校低学年が楽しく読める絵本35選! 読書好きになるコツは?

小学校低学年が楽しく読める絵本35選! 読書好きになるコツは?

絵本選びで大切なのは、お子さんの発達に合わせて選んであげること。この記事では、読み聞かせにもオススメの絵本を、小学校1年生・2年生・3年生の学年ごとに厳選してご紹介します。10分以内で読める短い本も多く、自分で読みたいお子さんにもオススメです。

目次

読書好きに育てる3つのポイント

小学校低学年は、人の内面の部分を形成する大事な時期。だからこそ、想像力豊かに育てるために、よりお子さんに適した絵本を選んであげる必要があります。そして、お子さんに絵本を好きになってもらいましょう。読書好きに育てるためには、主に3つのポイントがあります。

  1. 読み聞かせをする
  2. 家に本を置いておく
  3. 本を読んだらほめる

では、この3つをより詳細に見ていきましょう。

読み聞かせをする

読み聞かせは、学習力の向上に役立つだけでなく、想像力や感性、情緒の面においてもいい影響をもたらします。小学校低学年ぐらいまでは、文字から情報を得ることが難しい子も多いので、小さいうちから絵本などを親が読み聞かせをすることによって、親から子どもへの愛情を表現すると同時に、本を好きになってもらうきっかけづくりとして役立てましょう。

また、文字が読めるようになってきたら、子どもに読み聞かせをしてもらってもいいかもしれません。その楽しさや面白さに自分で気づくことが、読書好きになる第1歩です。

家に本を置いておく

本を好きになってもらうためには、まず、本に触れる時間をたくさんもつことが大切になります。しかし、そこかしこに本を置くだけでは、あまり効果が期待できません。例えば、子どものお気に入りのおもちゃの近くに置いたり、子どもの興味をひくような、楽しそうな表紙のものを見えるように並べたり、勉強関連の本棚とは別に置いたり……そうすることで、親の知らないうちに子どもが本好きになっているかもしれません。子どもが主体的に本に触れられるような環境づくりも、重要です。

本を読んだらほめる

子どもが読書を苦手に思ってしまう要因のひとつが、「親からの言葉」です。例えば、「まだ小さい字の本が読めないの?」「この本はためになるから読みなさい」などです。より思考力や集中力を鍛えてほしい、知識を増やしてほしいと思う親の子どもへの期待ももっともですが、子どもの本好きになるチャンスをつぶしてしまってはもったいないですよね。

そこで、積極的に褒めてあげることを大切にしましょう。「前より小さい文字の本が読めるようになったんだね。すごいね。」「読書は、世界が広がるから、とても良いことだよ。」「お母さんも読書が好きだから、あなたも本が好きで嬉しいな。」といった、成長点や読書のメリットを正確に見つめてあげることで、子どもの「本が好き」という気持ちを高めてあげましょう。

小学校低学年の子どもが読む絵本の選び方

小学校低学年になると、ほとんどの子は自分で読書ができるようになります。ただ、まだ簡単に読み進められるわけではないので、子どもが自分で読むなら文字が少なめのものや絵が多い本を選ぶとよいでしょう。

小学校低学年は、読書好き人生を歩むために最適かつ最重要な時期です。子どもに本好きになってもらいたいのであれば、この時期を逃す手はありません。日本語を知り、漢字を知り、物語を通して豊かな心を育てる。低学年のうちは、基礎学力を身につけることが大切です。そのために、読書は大いに役に立ちます。

自分で読む場合は短いストーリーがベスト

短めなストーリーや文字が少ないものは、長時間本の前にいることや文字を読むことがあまり得意でない子でも読みやすいです。絵本はイラストが多いからどれでも読みやすい、ということはありません。とくに読書初心者のお子さんには、より文字が少ないものを選ぶのがよいでしょう。1冊を読み終わると達成感が生まれ、次も読みたいという読書意欲の増進に役立ちます。

なじみがあり興味関心を持っている内容

身近なものがテーマになっている本や興味・関心がある内容の本は、そうでない本より集中して読むことができます。たとえば、4月であればお花や入学式、5月はこどもの日、夏はプールや虫取り、10月はハロウィンで12月はクリスマス、1月はお正月や雪など、行事やイベント、季節に合わせて選ぶと、お子さんにとってイメージしやすく、どんどん読み進めることができます。読書に慣れてきたら、お子さんの興味や関心に合わせて、自分で絵本を選んでもらうのもよいでしょう。

長く語り継がれた名作やシリーズもの

昔から語り継がれている本や名作と呼ばれるものは面白さがあります。グリム童話などはその一例です。まだ読書に慣れていないお子さんであれば、読み聞かせをしながらいっしょに読むとよいでしょう。また、名作はシリーズ化されているケースも多いため、親御さん自身が読んだことがあればその面白さを伝えることができます。感想を話し合うことで、より読書に「楽しい」という気持ちを持ってもらえるのではないでしょうか。

小学校1年生の好奇心を育む絵本15選

小学1年生は、それまでの環境とはガラッと変わり、はじめての経験をたくさんするようになる時期です。発達速度もさまざまで、「今までこの本が好きだったのに急に読まなくなった」「学年があがったから難しいストーリーのほうがおもしろいかな?」など、本選びに迷ってしまうかもしれません。

そんなときは、子どもの興味関心や日ごろの様子に合わせて選ぶのがおすすめです。ここでは、ストーリーが比較的わかりやすく、文字数が少なめな、小学1年生が読めるおすすめの本をご紹介します。

短めストーリー! 自分で読める5冊

みやにしたつやのさんすうえほん プラスマンとカズカズせいじん

絵本を通して、算数を学ぶことができるストーリーです。数字や算数に嫌悪感をもっている子どもが、苦手意識を克服したいときにも適しています。

歯みがきの絵本 サンジャーム船長~7つの海の大冒険~ 虫歯編

ハブラシ剣を持つサンジャーム船長が、ラピス号という船に乗って多くの仲間と宝物を求めて7つの海を冒険する物語。歯と身体の健康の重要性をわかりやすく解説してくれます。歯磨きを面倒くさがってしまう子どもに最適な一冊です。

たんたのたんけん

「ぐりとぐら」などの著書で有名な、中川李枝子先生・山脇百合子先生の絵本です。
小学校1年生は、絵本から物語を読むようになる、ステップアップの時期。どこか手の届きそうな、たんたの冒険物語に、子どもたちの等身大の喜びやわくわくが詰まっていること間違いなしです。

10分で読める名作 1年生

小学校1年生のために選ばれた、日本と世界の名作や古典、楽しいお話、詩など、13作品が収録されています。新学習指導要領にも対応しているため、学校での学習の振り返りにも活用できます。

いきもの最強バラエティー シャレナンデス

「ライオンは、オスもメスもえらいおん!」「ゴリラはげりにこりごりら」。おもしろいダジャレとイラストで、生き物に関する知識がつくだけでなく、言葉遊びも楽しめる、一石二鳥の本です。

親子の読み聞かせに適した5冊

10歳までに読みたい世界名作 赤毛のアン

世界的に有名な作品である『赤毛のアン』。カナダのプリンスエドワード島に住むアンが、持ち前の明るさと希望あふれる性格で、さまざまな試練に立ち向かいながらたくましく成長していくストーリーです。

10歳までに読みたい世界名作 オズのまほうつかい

世界的名作「オズと魔法使い」を、1冊に50点以上ものオールカラーイラストで、アニメーションタッチの読みやすい絵本にしました。1章ごとが短く、どんどん読み進めることができるので、章が進むごとに達成感を味わうことができます。

一年生なんだもん めざましくんと大とっくん!

新小学1年生、入学準備にぴったり! 一文一文が短く、ページを開くたびに楽しい絵が入っています。まだ文章をあまり読めないというお子さんにもおすすめの、あきずにすらすら読むことができる絵本です。

1ねん1くみの女王さま

プッと笑えて優しい気持ちになることができる、「友だち」の物語です。はじめて行く学校には、いろんな子がいて、いろんなことがあって、毎日楽しい。そう思わせてくれる、小学校が始まったばかりの1年生におすすめの本です。

さばくの国の王女さま

テレビで映像化もされたこの作品は、友だちと団結することの大切さを教えてくれます。子どもだけでなく、大人も勇気づけられる、心が温まる作品です。

絵がかわいいからつい読みたくなる5冊

まほうのドレスハウス ふたごのプリンセスとマーメイドのときめきドレス

大好きなおしゃれで、お友だちを笑顔にしたい! ふたごのプリンセスが、友だちのプリンセスのために一生懸命になるお話です。友だちの大切さを教えてくれるとともに、探し絵やゲーム、シール着せ替えなど、あきさせない工夫ももりだくさんです。

ひみつの魔女フレンズ 心をつなぐ、時間の魔法

魔法アイテムがかわいい!と、いま小学生のあいだで話題の「ひみつの魔女フレンズ」。正反対の性格のカオルとルオカが、相手のこと、自分のこと――大切な気持ちに気づいていく、心の成長を描いた物語です。イラストもたくさんあり、少しずつ文字を読めるようになったお子さんにはぜひ読んでほしい一冊です。

薬屋の魔女ティファニー たいせつな友だちとキラキラ☆オパール

主人公・ティファニーは修業中の魔女です。ある日薬屋さんに、おなかが痛いという妖精が訪れました。同じ病のお客さんは、もう3人目です。なぞの腹痛の原因を探るため、ティファニーは友だちのミャアといっしょにサファイア湖へと向かい......
一文一文が短めで、イラストもたくさんあるので、絵本から本を読むようになる過程でのよみものとしてもおすすめです!

イチゴの村のお話たち はじめましての一日

すてきな学園へ入学した一日のお話や、おまじないをかけるティーパーティーのお話、はじめてドレスを着て、舞踏会に出るお話。女の子の夢がいっぱい! 1冊に3つのお話が入っているので、あきずに読むことができます。

やさしく読めるビジュアル伝記 ヘレン・ケラー

 1歳半のときに病気にかかり、目が見えなく、耳が聞こえなくなったヘレン・ケラーの伝記です。カラーイラストがいっぱいで、ちょうどいい長さなので、子どもさんも集中して読むことができます。

小学校2年生が夢中になる絵本10選

小学2年生になると、小学校のなかで後輩ができ、少しお兄さん、お姉さんの自覚が出てきます。遠足などにいくと、小学1年生と手をつないで公園や動物園に行く、といった機会も増えてくるのではないでしょうか?どんどん見える世界や得る知識が広がっていく小学2年生におすすめの、動物やなぞなぞに関するおすすめの絵本をご紹介します。

動物好きにおすすめな5冊

ほんとのおおきさ・あかちゃん動物園

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大人気のパンダをはじめ、トラやチンパンジー、カワウソ、さらにはクロヒョウやナマケモノ、コウテイペンギンなど、珍しい赤ちゃんまで、21種のかわいい赤ちゃんがすべて実物大で見られる一冊! 動物に少し怖いイメージを抱いているお子さんでも楽しむことができます。

学研の図鑑LIVE petit もふもふパンダといっしょ

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もふもふかわいいパンダのすべてがこれ1冊でわかります。暮らしやしぐさなどの生態情報から、日本のパンダの歴史、人気パンダの見分け方も紹介されており、親子で楽しみながら読み進めていきましょう♪

たのしいキリンのかいかた コアラ、ペンギンからゾウ、パンダまで

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動物の生態がわかる1冊!「もしもキリンを飼ったら……」というユニークな視点でストーリーが展開していきます。この絵本を読んだら、きっと動物園に行きたくなります。

月のひみつがわかる つきにいったうさぎのおはなし

うさぎが月に旅行に行くお話です。月の満ち欠けの仕組みや月食についてなど、月の秘密がわかる科学絵本になっています。この本を通じて、将来お子さんが科学者や宇宙飛行士になるなんてことも!?

動物と話せる少女リリアーネ アザラシの赤ちゃんが行方不明!

大人気・ 「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズの一冊です! 主人公リリアーネは、動物を話したり、笑うと植物を元気にできたりする特別な力を持っています。リリアーネが親友イザヤや家族といっしょに動物に幸せを届けようとする姿に子どもたちだけでなく大人も、一緒に感動することができるでしょう。

なぞなぞやクイズが楽しい5冊

キラピチブックス いーすとけん。ふっくらなぞなぞ

「いーすとけん。」のなぞなぞブック。キャラクターたちにまつわるなぞなぞや学校、お仕事に関するなぞなぞ、こわ~いなぞなぞなど、お子さんやその友だちと一緒に考えながら楽しむことができます。

たのしいえさがし さがそ!~おかしのくに~

子どももおとなも楽しめる、今までにない新感覚の探し絵の絵本! おいしそうな手作りのお菓子でできた世界は、いつまでも眺めていたくなる魅力でいっぱい。コミュニケーションを取りながら一緒に読むと、より楽しめること間違いなし。

TVアニメえほん ぷるるんっ!しずくちゃん ワクワクめいろ

「ぷるるんっ!しずくちゃん」の大判オールカラーの迷路本。隠し絵、ミニクイズ、隠し迷路など仕掛けもたくさんあります。お子さんのわくわくを刺激し、何度でも遊ぶことができる一冊です。

おすしかめんサーモン きょうふ!なぞなぞニギリーランド

お寿司のような顔をもつオスシー仮面がさまざまな謎の解決に取り組むお話です。お母さんたちからは、急にシュールになるイラストが大好評。なぞなぞや迷路などがたくさん出てくるので、遊びながら知育トレーニングもできます。笑いあり涙ありのおもしろいストーリー展開になっているので、集中して読み進められるのではないでしょうか。

新しい日本の幼年童話 なぞなぞのすきな女の子

読んでいる途中これがあやしい、あれがおかしいと、たくさん考えながら読むことのできる絵本です。まるで探偵になったような気分で、読書を楽しみましょう!

小学校3年生が学びを深められる絵本10選

小学校3年生になると、読書に慣れ、小さい文字の本を読めるようになってきます。そんなお子さんにおすすめな本が、推理ものや学校の勉強にも有用な読みものです。読みながら頭を使う本を読むことで、思考力を育て、学力向上にも役立てましょう!

読解力が身に付く推理系5冊

10歳までに読みたい世界名作 名探偵シャーロック・ホームズ

だんだんと探し絵やなぞときに慣れてきたらこの本! 世界一の名探偵ホームズが、とびぬけた推理力で難事件に挑みます。犯人との対決もスリル満点で、ドキドキが止まらない一冊です。あまり今までなぞときの経験が少ない子でも、わかりやすい絵と説明で、投げ出さずに読むことができます。

10歳までに読みたい名作ミステリー 怪盗アルセーヌ・ルパン 813にかくされたなぞ

「名探偵シャーロック・ホームズ」と同様、“10歳までに読みたい名作ミステリー”シリーズです。ハラハラドキドキが止まらない、ミステリー本です。カラーイラストが豊富で読みやすいだけでなく、ルパンのかっこいいビジュアルは、お子さんの心を盗むこと間違いなし。1章が短いので、さくさくと読み進めることができます。

10歳までに読みたい日本名作 少年探偵団 対決! 怪人二十面相

日本を代表するミステリー作家・江戸川乱歩の「少年探偵団」を収録。同じくらいの子どもたちが、怪人二十面相に立ち向かっていく姿に、勇気づけられるのではないでしょうか。いつか原作を手に取るきっかけになるような、名作の入門にぴったりの本です。

暗号サバイバル学園 秘密のカギで世界をすくえ!

暗号の天才を集めた学園「ナゾトキア」。そこに情熱だけで入ってしまった普通の少年・ハルトは、個性ゆたかな仲間とともに、世界を危機におとしいれようとする大きな敵に立ち向かっていきます。スリリングな展開と、随所にある暗号は、子どもたちの好奇心を刺激します。

ジュニア文学館 消えた落とし物箱

クラスの落とし物箱がなくなった。しかも、先生に借りた大事な本を入れたまま! すぐに見つかると思ってたけど……。チームワークゼロの5人が謎を追う、なぞとき初心者にもおすすめの1冊。クラスの友だちとの関係性に少しずつ悩みが出てきたお子さんの心に寄り添ってくれるに違いありません。

学校の勉強にも最適な5冊

みんなで遊ぼう! 算数ゲームブック

算数をテーマに、すごろくやカードゲームばかりを集めた本。ゲームを通じて少し難しい算数に親しみをもつことができ、数の概念の定着や、算数の苦手分野の克服に最適です! この本をきっかけに、算数が得意な子になってみませんか?

新しい伝記EX 超訳マンガ 国語で習う 名詩・短歌・俳句物語

授業理解や教養の学習に間違いなし! 日本文学史に輝く詩、短歌、俳句をオールカラーのコマ割りマンガでストーリー化した本です。ひとつの話につき5分で読めるので、子どもたちの「読み終わる」達成感を一冊で何回も体感することができ、読書へのモチベーションをより高めることにもつながります。

小学生のための スター・ウォーズで学ぶ はじめてのプログラミング

みんな大好きスター・ウォーズのキャラクターと一緒に、プログラミングの基礎を学ぶことができる一冊です! 新小学校学習指導要領にプログラミング教育が含まれるようになったいま、この本を読むだけで、楽しみながら、論理的思考力と問題解決力を身につけることができます。

新レインボー 写真でわかる はじめてことわざ・四字熟語辞典(オールカラー)

覚えておきたいことわざや四字熟語、慣用句、故事成語合計約330語を、楽しく学ぶことができます。すべての漢字にふりがながついていて、難しい単語でも読めるほか、索引が充実しているので、「あの言葉の意味はなんだっけ」と思ったときに、簡単に調べることができ、辞書を引く練習にもなります。

知ってびっくり!漢字はじまり物語

小学3年生になると、だんだん難しくなってくる「漢字」。苦手意識を持つ人も多い漢字ですが、そうなる前にこの本を読んでおけば、漢字博士になることができます! 中学受験にも役立つため、受験を視野に入れているお子さん、またその親御さんにもおすすめです。

読書を好きになる3つのメリット

学校でも「朝読書」や「読書週間」が設定されているように、私たちには「本を読むのはいいこと」というなんとなくの共通認識が根付いています。ではなぜ、これほどまでに「いいこと」として扱われているのでしょうか。ここでは主に3つに分け、読書のメリットについてご紹介します。

1,集中力が身につく

読書習慣が身につくと、集中できるようになるというメリットがあります。本を読むときには文字を追う必要があるため、テレビを見ることに比べて集中力が必要とされるためです。この集中力は、勉強にも生かすことができ、一般的に読書好きな子どもは学力も高くなるとされているほか、大人になっても有用な忍耐力をも養うことができます。

2,思いやりの心が育つ

本の登場人物の気持ちを読み取り、感情移入することによって、人の気持ちを感じ取ったり、共感したり、人の気持ちを理解することができる人間に育ちます。実際、子どもの頃読書をした人は、大人になってからもコミュニケーション能力や社会性の高さを保持し続けているという研究結果も報告されており、人を思いやることでスムーズな人間関係を築くことをも可能になるのです。

3,語彙が増える

正しい言葉づかいが自然にできるかどうかは、小学生の頃からの読書習慣があるかないかにかかっているといっても過言ではありません。物語に登場する人物の気持ちを理解して、話の展開を想像するので、自然と言語能力が高まるのです。読書を通じてたくさんの「言葉」に触れ、読めない言葉や漢字を自分で調べることで、たくさんの言葉を自分のものにすることもでき、学力向上にもつながります。

まとめ

読書は、子どもの世界を広げるためにおおいに役に立ちます。ただ、小学生向けの本はたくさんあって、何を選べばよいか迷うことも多いものです。年齢や子どもの興味に合わせて選んだり、時には一緒に選んだりすることで、お子さんの宝ものになるような一冊を見つけてあげましょう。ジャンルや対象年齢、キーワードでも検索でき、その場で通販購入も可能な学研出版サイトで欲しい本を検索するのもオススメです。

忙しい毎日かもしれませんが、1日5分からでかまいませんので、読書をコツコツ積み重ねさせていってあげることが大切です。ぜひ今日から、始めてみてくださいね。

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