七五三直前チェック! 晴れ・雨の天気で当日に役立つ持ち物を解説します
七五三シーズンに入りました。当日は朝早くから自身の準備に加えて、子どもの着付けの準備をしたり、おじいちゃんおばあちゃんを呼ぶこともあるかもしれません。神社でご祈祷や写真撮影を予定しているなら気になるのが天気です。当日慌てないためにも、天気別に役立つ持ち物をまとめました。
「晴れ」で役立つ持ち物
天気が良いと大人も子どもも動き回りやすいので助かります。ただ油断は禁物。子どもは着物やフォーマル服に、履き慣れない草履や革靴を着用しているため何かと心配です。少しでも負担を減らして、楽しく一日を過ごすことができるように、こんなものを持っていくと便利です。
履き慣れた靴
草履を履いていると鼻緒に当たる部分の足が痛くなります。革靴だと馴染むまでは硬くて靴擦れが起こることも。「足が痛い」「歩くの嫌!」と、子どもの機嫌が悪くならないように、いつも履いている靴を持参するのがおすすめです。自宅から普段の靴を履いていき、お参りや写真撮影の直前で履き替えるのもOKです。
飲み物(ストロー付き水筒)
水分補給にはストロー付きの水筒やペットボトルがあると重宝します。晴れ着に飲み物をこぼす心配が少なくなるうえ、さっと飲みやすいのでお手軽です。
一口で食べられるもの
子どもは、朝早くの準備から動き回って、一日がんばります。途中で「お腹すいた」と言うのはよくある場面です。そんなときに、一口で入る食べ物があると楽です。飴やキャラメルといった一口大のお菓子でも、小さなおにぎりでも手元に持っていると対応しやすいでしょう。
タオルやストール
地域によっては天気が良くても寒さを感じたり、逆に着物を着ている子どもは暑かったりします。子どもが暑がっていたら背中にタオルを挟んだり、寒そうにしていたらストールなどを掛けてあげたりすると温度調整がしやすいです。
着替え
七五三のお参りの後に、食事をすることもあります。できれば食事のときは動きやすい服装に着替えさせてあげるとよいでしょう。着物のままで子どもに食事をさせると、汚す、疲れるの二重苦で、食事を楽しめないという事態になりかねません。七五三の儀式が終わってから着る着替えを用意しておくといいですね。
「雨」で役立つ持ち物
台風など極端な天気の場合は延期も検討したいですが、通常の雨天であれば事前準備をしっかりすれば大丈夫。「曇りのち雨」といったあいまいな天気のときも準備しておくと安心です。「『晴れ』で役立つ持ち物」で解説した「飲み物」や「一口で入る食べ物」「着替え」は雨の日も持参するのがおすすめです。ここでは、雨天特有の持ち物をお伝えします。
傘
移動の際に当然必要になる傘ですが、外で写真撮影を予定している場合はビニール傘(透明)があると◎。事前にカメラマンに確認が必要ですが、黒や紺色の傘は顔に影をつくるので避けたいところです。傘の色は、お顔や晴れ着の色に影響しまうことがあるようです。透明なビニール傘であれば、お顔や晴れ着全体がよりきれいにうつるかもしれませんね。
レインコート
レインコートひとつで傘をささずに両手が使えるようになるので、荷物が多い七五三にはもってこいです。ポンチョでもよいですが、ヘアセットをしている場合は髪型が崩れることがあるので注意して脱ぎ着させましょう。足元まで覆うことができる長めのレインコートがあると泥はねなどの汚れ、水濡れも防止できます。
長靴
雨の日は自宅から長靴で行くことも検討しましょう。草履やスニーカーのまま外出すると、履物だけでなく中に履いている足袋なども濡れて汚れます。
洗濯バサミやクリップ
長靴などを履くと、着物の裾を引きずりそうになるかもしれません。また、傘をさすときに袖が邪魔になることも。こんなときは裾や袖をまとめる洗濯バサミやクリップが大活躍です。
タオル類
雨が急に強まったりすると、雨具を使っても濡れます。タオルが複数枚あると、大人も子どもも助かりますので多めに持っていきましょう。
ビニール袋
ビニール袋は、濡れたものを入れるだけでなく、長靴や草履の履き替え時にも、ゴミの処理にも使います。最低でも5枚以上は持参しておくと困りません。
大きめのバッグ
持ち物が全部入り、出し入れしやすいバッグが使いやすいです。買い物バッグやトートバッグなど入れ口が大きいものがよいでしょう。帰りに荷物が増える可能性があるので、大きめのバッグが安心です。
いかがでしたか?
持ち物は天気によって左右されますが、事前準備をしておけば当日はバタバタせずに楽しむことができます。晴れても雨でも、七五三は子どもにとって特別な「晴れの日」です。
ご家族みなさまで、すてきなお祝いができると良いですね!