「たいけんポケット」で「見えない力」がぐんぐん育つ! ~じっさいに遊んでみたよ~
みなさん、「見えない力」についてご存じでしょうか?
見えない力とは、学力テストなどでは数値化できないけれど、人生をゆたかに生きていくために非常に重要な力で、「非認知能力」とも呼ばれています。(詳しくはこちら)。
そして、見えない力=非認知能力を育んでいくためには、3つの重要なポイントがあります。
- めあてをもつ(目的をもつ)
- やってみる(体験する)
- ふりかえる(話し合う)
この1~3を何度もくり返すことで、お子さんたちの見えない力は自然と育まれていくといわれています。
と言われても、どうやって伸ばしていけばいいのか? むずかしいところですよね。
そんな見えない力をぐんぐん伸ばしてくれる、2022年2月にスタートしたばかりの新しい体験キットお届けサービス「たいけんポケット」(学研プラス)を、2人の子どもたちが手に取って遊んでくれたモニター体験の様子をレポートします!
楽しみ、遊びながら見えない力がぐんぐん伸びていく様子をぜひご覧くださいね。
「めあて」をもってあそんでくれる! ~あれもしたい! これもしたい!~
「たいけんポケット」6月号の「たいけん! 科学実験」のアイテム
幼稚園の「科学遊び」の時間が大好きだという「かずと君」は、「たいけんポケット(6月号)」が入ったダンボールを開けた瞬間「わー? なにこれ? 楽しそうー!」と大興奮の様子。さっそく「シャボンだま」を手に取って遊んでみようとします。
「シャボンだま」を持って外に遊びに出たかずと君
「たいけんポケット」5月号の「たいけん! ひとりでできるよ」のアイテム
こちらは何事にも熱中しやすい性格であるという「ひろ君」。5月号のアイテムを見て「なにが届いたんだろう??」とふしぎそうな様子。まずは「むすびのれんしゅう」を自分から取り出してみて「これはなに? どうやって遊ぶの?」と興味津々のようです!
「むすびのれんしゅう」にまずは興味をもったひろ君
ひろ君もかずと君もこういったアイテムたちを見て、「してみたい」「なんだろう」とまず思っている様子が伝わってきます。
そして、「してみたい」「なんだろう」という思いをもとに遊びや学びに向かうことこそが「めあてをもつ」ということなのです。
やってみよう! ~いつの間にか夢中になる!~
「除菌ジェルキッド」で消毒液を完成させた様子のひろ君。いつの間にか夢中になってひとりで全部作ったみたいです。すごいですね! その姿を見ていたお母さんも「なにも教えなかったのに、ひとりでやりきっていました」とおどろきのようすです。
「除菌ジェルキッド」をひとりで作り上げて満足そうなひろ君
「ボールがフワフワしてる! おもしろい!」 かずと君は「ロボゾウ」で風の量を変えて、ボールを自由にあやつることができてうれしそうです。「一番おもしろかった!」とお母さんに楽しそうにお話ししているのもすてきです。
「ロボゾウ」で遊ぶかずと君。とっても楽しそうな笑顔がいいですね!
子どもが一番伸びる瞬間こそがこの「夢中」のときです。
夢中になるような体験をたくさんさせてあげることが重要なのですね。
遊んでみたらどうだった? ~ふりかえってみよう!~
お母さん「ひろ君、それ大事そうに持ってるね?」
ひろ君「この絵本は絵がかわいくて、ストーリーもおもしろかった」
お母さん「お気に入りの本が見つかってよかったね」
ひろ君「妹に読み聞かせしてあげたよ! また今度もしてあげるんだ」
気に入った本を見つけた様子のひろ君。ここからさらに自分で新しいチャレンジをしようとしています。
お母さん「おもちゃの中でなにがおもしろかった?」
かずと君「『まほうつかいのマジックショー!』がおもしろかったよ」
お母さん「たくさん触って楽しそうだったね!」
かずと君「紙を折って水に浮かばせただけなのに、なんで勝手に開いたりするの? おもしろかった!」
最後には「ふしぎなことがいっぱい知れて楽しかった!」と新しい発見の連続で大満足の様子です。
この親子のやりとりを見てもらえばわかる通り、体験をふりかえってコミュニケーションすることで、また次の遊び・学びへと進んでいく様子がわかります。
このくりかえしこそが、次へ進もうとする力=生きる力=見えない力(非認知能力)を育む大切なポイントになるというわけなのです。
じつはお父さんお母さんにも学びがありました!
かずと君のお母さん
「子どものお絵描きやワークを見ることはありましたが、いっしょに実験をする機会はこれまで少なかったんですよね。子どもと同じことをして、いっしょに感動したり共感したりすることはとても大切だと気づきました。子どももママといっしょに遊んだことがとても楽しかったみたいです」。
「除菌ジェルキッド」で消毒液を作るかずと君
ひろ君のお母さん
「これまで絵本の音読は嫌がってしてくれなかったんです。でも『どんぐりやまのどんぐりえん』のようなかわいい絵の本だと自分からスイスイ読んでくれるんだなぁと新しい気づきがありました。子どもが自分からすすんで『たいけん』してくれるような関わりを、周りの大人がしていくことが大切だなと思いました」。
ひろ君はお気に入りの本を夢中になって読んでいますね!
『見えない力』が育つプロセスって? ~おさらい~
今回「たいけんポケット」を2人の子どもたちに手に取って遊んでみてもらいました。子どもたちが新しい「たいけん」を通して、気づきや行動する様子など、じつに豊かな学びの姿がそこにはがありました! おさらいとなりますが、子どもの「見えない力(非認知能力)」を育むためには3つのプロセスを意識するようにしてくださいね。
- めあてをもつ(目的をもつ)
- やってみる(体験する)
- ふりかえる(話し合う)
そして1~3のプロセスを何度もくり返すことで、子どもたちの「レジリエンス」「主体性」「自己肯定感」などといった「見えない力」はぐんぐんと豊かに大きくなっていきます。この記事をご覧なったお父さんお母さん、ぜひお子さんたちといっしょに、新しい「たいけん」の扉を開いてみてはいかがですか?
「たいけんポケット」をもっと知りたい!
「たいけんポケット」年間スケジュール
詳細はこちらの公式HPからご覧いただけます(https://taikenpocket.gakken.jp/)
関連記事「小学校入学前、何をしたらいい? ―『見えない力』を身につけよう」もぜひ合わせてご覧になってくださいね。
今なら、4月号が限定価格1,210円(通常2,410円)で購入できます!
先着1,000名様限定、締め切りは3月15日(火)です。この機会にぜひご検討ください。