育休からの職場復帰! 「リモートワーク」での復職をスムーズに進めるポイント
育児休暇などを経て、職場復帰をする方も多いことでしょう。しかし、ここ数年コロナ禍でリモートワークが拡大し、復職後はリモートで働けるケースがあります。今回は、リモートワークが増えてきた中、スムーズに復職するためのポイントをお伝えします。
復職前は、保育園の手続きや、復職後の生活への不安などで、何かとせわしくなるものです。できるだけ落ち着いて、余裕をもって復職できるように、次の3つのポイントを意識して準備しましょう。
ポイント1:自宅で仕事をする環境を整える
リモートワークをするにあたって、復職前に下記の点を整備・確認しましょう。
- 仕事環境の整備(ワークスペースの確保、通信環境の確認)
- (職場貸与のデバイスが無い場合)職場へのデバイスのスペック確認
- 職場で使われている会議システム、ミーティンググループのソフトの確認
まず、自宅のどこで仕事をしたら集中できるか考え、ワークスペースを確保しましょう。必要であれば、長時間座っていても疲れない椅子やデスクを準備すると快適に仕事ができます。通信環境については、安定した通信と速度を確保するようにしましょう。パソコンなどのデバイスは、古いとオンライン会議や資料の共有時に負荷が高くなり、うまく動作しない場合もあります。復職前に確認しておきましょう。また、ここ数年で仕事用のオンライン会議やチャットシステムなどが急速に普及したため、現在職場でよく使われているソフトも確認しておくと安心です。
ポイント2:復帰面談を最大限に活用する
仕事を休んでいる時に、会社に確認したいと思うことがあったら、きちんとメモをして復帰面談で確認しましょう。面談では、人事担当者や上司と話すのが一般的です。確認したいことや不安に思っていることは、確実に聞くようにしましょう。
また、休みに入る前と現在とでは、職場の環境や会社の目指す事業の方向性が変わっている場合も考えられます。会社や部署の直近の動向についても説明をもらいつつ、出社時とリモート時でどう仕事を進めればいいか、くわしく説明を受けるようにしましょう。
ポイント3:復職前ブルー対策をする
復職前に「仕事に戻りたくない」「まだ休んでいたい」と心がブルーになるのは、よくあることです。特に育児休暇から復帰する場合は、子どもと離れて過ごすのが寂しい、子育てと仕事の両立が不安など、職場復帰日が近づくにつれて、気分が落ち込みがちです。
こんなときは、自分の好きなこと、気分が良くなることをして気持ちを高めることで、前向きになれるよう対策をしましょう。リモートで復職するとしても、出社しなければならない日もあるかもしれません。出勤用の洋服やバッグ、靴を買いに行ったり、体力づくりのために運動をして汗をかいたりなど、気分転換を心がけてみましょう。リモートワークのお供に、お気に入りのマグカップなどを探すのもよいかもしれません。
リモートワーク中は同僚や上司と直接会うことがないため、出社時よりも気分や体調の自己管理(セルフケア)が重要になります。長く仕事を続けるうえで、セルフケアはとても大切なスキルになりますので、今から少しずつ磨いておきましょう。
いかがでしたか?
リモートワークは、多くの会社や組織で導入されています。ポストコロナ時代でも、国をあげて引き続きテレワークの定着を目指す方向にあります。一人で抱え込まず、職場や家族など周りにも相談しながら、可能な範囲で準備を進めていきましょう。
参考