「遊びのなかから、SDGsを学ぶ」 そんなきっかけをたくさんつくってあげましょう!
これからの地球環境を考えたり、持続可能な社会をつくっていく、など子どもたちに託すべき課題はたくさんありますよね。将来を担っていくお子さんたちが、少しでもリサイクルのことや、環境問題に興味をもってくれたら、うれしいものです。社会に出たときに、こういった意識があったほうがきっといいはずです。そこで、子どもたちが興味ある遊びを通じて、SDGsやリサイクルのことに親子で関心をもつことはとても大切になってきているのです。
たとえば、ファストフード店に行ったときに「おもちゃリサイクル」のボックスがあったら、そのことをお子さんと話し合ってみる。大量消費の時代からエシカル消費(※地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のこと)の時代になってきていることを実感することができるでしょう。
遊びのなかにもヒントをたくさんつくってあげることもできます。そんなひとつが、コーヒーショップのパイオニアであるドトールコーヒーが開発した「コーヒー粘土」。これはコーヒー豆を焙煎(ばいせん)し、粉にするときに出た微粉(チャフ)が練り込まれた粘土で、コーヒーの香りがするのです。本来捨てられるチャフは、今までも堆肥や肥料にリユースされてきましたが、さらなる利活用と、子どもたちにリサイクルについて考えてもらうきっかけになるようにと粘土に生まれ変わったのです。
大好きな粘土遊びをしながら、
「どうしてこんな香りがするの?」
「大人が飲んでいるコーヒーとどう関係があるの?」
と自然に疑問をもつはずです。そんなときこそ、子どもの学びの大きなチャンス! 興味関心や疑問を一緒になって考えるようにしましょう。
この「素材であそぼう! -感性くすぐる粘土はかせ-」には、コーヒー粘土のほかにヒノキ粘土・超軽量紙粘土・コルク粘土・土粘土・石粉粘土の6種類がセットになっており、学研特約代理店により、全国の幼稚園・保育所・こども園に販売されています。
これらの粘土は主に、リサイクルや地球環境にやさしい素材、自然由来の素材などを基に作られた粘土となっていて、それぞれが異なる重さや質感、香りをもっています。子どもが楽しく粘土遊びをしながら、幼児の成長過程で培われる嗅覚や触覚など感覚機能を刺激するようにと企画されたものなのです。
子どもは、遊びながらさまざまな感覚を成長させていきます。その過程のなかで、さらに環境問題やSDGsなど、今大人が直面している課題を少しでも感じ取ってもらえたら、きっと将来の希望につながっていくのではないでしょうか?
どうぞ、お子さんの興味を刺激できるようなこういったおもちゃやアイテムを選び、与えてあげられるように、子育て中もアンテナを敏感にしておいてくださいね。
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学研教育みらい 幼児教育事業部・商品担当
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