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食べものの「旬」や「栄養素」にくわしくなろう! ごはんの時間 第15回「豚しゃぶの冷や汁」

食べものの「旬」や「栄養素」にくわしくなろう! ごはんの時間 第15回「豚しゃぶの冷や汁」

スーパーや八百屋さんで一年中見られる野菜やくだもの、そしてお魚にも、実はそれぞれ「旬」があるって知っていますか?
「旬」とは、「その食材がいちばんおいしく食べられる時期」で、なおかつ「ほかの時期にくらべて、体を元気にする栄養が多くなる」ことなんです。 
おいしく食べられて、体にも良いなんて、もう最高ですよね!
マナビスタでは全15回にわたって、その「旬」を大切にした、楽しくておいしいレシピを紹介してきました。
自分で作ってみると、料理はもっとおいしくなります。
野菜を育ててくれた農家の人、お魚をとってくれた漁師さん、お肉を提供してくれる酪農家の人など、食材にかかわる多くの人のことを思いながら、食べものの大切さについて、おうちの人と話したり考えてみたりしてみるのもよいかもしれません。

第14回ではサンドおむすびをご紹介しましたが、第15回の今回は「豚しゃぶの冷や汁」のレシピについて見ていきます。暑い日でも、冷たいみそ汁に入ったビタミンBがたっぷりの豚肉を食べて、食欲アップ&元気もアップ! 一緒に8月を乗り越えていきましょう!


材料(2人分)
・きゅうり 1本(100g)
・豚肉(しゃぶしゃぶ用) 150g
 みそ 大さじ1
 白すりごま 大さじ2
 だし汁(冷やす) 300ml
・大葉 4枚
・麦ごはん 茶わん2杯分


つくり方
※包丁や火を使うときは、必ず大人の人と一緒にやりましょう

1・きゅうりは輪切りにし、塩(分量外・適量)をふってよくもみ込む。5分ほどして水分が出てきたら、水洗いして水けをよく絞る。大葉はせん切りにする。
2・豚肉を熱湯でゆで、粗熱を取る。
3・ボウルにを上から順に入れて混ぜ、の豚肉、のきゅうりを入れる。
4・器にを盛り、大葉を飾る。麦ごはんといっしょに食べる。

ポイント

★塩もみしたきゅうりは、水けを絞ると、ポリポリとした歯ごたえになります。お試しあれ♪


旬の野菜
・大葉🍃
旬→5~8月
β-カロテンという全身の健康を保つ栄養が豊富です。また、成長を促してくれるビタミンB群や、「からだのサビ」の原因となる活性酸素の害から体を守ってくれるビタミンCも含まれているので、昔から体の調子を整えてくれる食材として使われてきました。

・きゅうり🥒
旬→7,8月
成分の約95%が水分で、むくみを取るカリウムが多く含まれています。ぬか漬けにすると、ビタミンB1が増加し、疲れを取る役割も果たしてくれます。型にはめて成長させると、輪切りにした際にハート型や星型になり、きゅうりの苦手なお子さんも好きになってくれるかもしれません。


「ごはんの時間」シリーズ、今回が最終回となりました。
1年ほどのあいだでしたが、楽しんでいただけましたでしょうか?
みなさんの楽しいクッキングの参考になっていましたら幸いです。
今までご覧いただき、ありがとうございました✨

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柴田真希

監修者:柴田真希

管理栄養士
「管理栄養士」という栄養や料理にくわしい専門家。 「食卓を“笑み”でいっぱいにする」をモットーに、家族みんなが元気になれる手作りごはんのレシピを提案しています。 オフィシャルブログ ☞ https://ameblo.jp/makitchen/

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