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子育てが楽しくない・楽しめない人へ|心が少し楽になる7つのヒント

子育てが楽しくない・楽しめない人へ|心が少し楽になる7つのヒント

子育ては順調に進んでいますか?

ひょっとすると、この記事を見てくださっている保護者のみなさまの中には、育児を楽しめずに悩んでいるという方もいらっしゃるかもしれません。

今回はそんなみなさまに向けて、子育てを楽しめなくなってしまう原因について説明し、子育てを楽しめるようになるポイントを紹介していきます。

 

少しでも興味をもっていただけた方は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

 

子育てが楽しくないと感じる理由

まずは、子育てが楽しくないと感じる理由を説明していきます。

育児のストレスや不安を引き起こす原因は多岐たきにわたりますが、今回は特に大きな理由を6つ紹介していきます。

自分にあてはまる部分があるかという点に注目して、ぜひ一度目を通してみてください。

自分の時間がない

子育てが楽しくないと感じる理由の一つは、自分の時間がなくなってしまう点にあります。お子さんの世話や面倒を見るためには、日常生活で多くの時間を占有しますよね。また子どもが小さい場合、夜中に何度も起きることがあり、十分な睡眠をとることが難しい場合もあります。趣味や休憩きゅうけいに時間を割けなくなることで、時間的な余裕がなくなり、子育てを楽しめなくなってしまいます。

 

毎日が同じことの繰り返しになる

子育てをしていると、毎日が同じことの繰り返しになる場合があります。たとえば、毎日お子さんの送り迎えをするなど、行く場所ややることが同じになり、刺激を得られないと感じる方もいるでしょう。このような理由から、楽しくないと感じてしまうことがあります。

 

ほめられる・評価されることが少ない

子育ては仕事と異なり、ほめられる・評価されるという機会が少ない傾向にあります。理由は、子育てが一般的には家庭内の仕事であり、相対的に評価することが難しいからです。このようにほめられる機会の少なさから、楽しくないと感じてしまう方が多いです。

 

身体的・精神的に疲れてしまい余裕がない

子育てには大きな責任がともなうため、身体的・精神的な疲労を引き起こすことがあります。たとえば夜中に何度も起きることがあれば、睡眠時間が削られ、翌日の疲労につながるでしょう。その他にも気を張ってしまう場面が数多くあるため、身体的・精神的に疲弊ひへいした状態が続き、楽しくないと感じてしまうケースがあります。

 

孤独感を感じる

孤独感も、子育てを楽しめなくなる理由の一つです。子育てに集中していると、必然的に子どもと自分だけの時間が多くなり、友人と話す機会が少なくなります。このように頼れる人に会う機会が減ることから孤独感を感じ、楽しくないと感じてしまうことがあります。

 

自分のペースで動けない・思うようにいかない

子育ては思い通りにいかないことの連続です。育児ではどうしても子どものスケジュールや体調を優先する必要があるため、自分のペースで動けず、ストレスを感じてしまう方もいるでしょう。そのため自分のペースで動けない・思うよう日々が続くことで、子育てを楽しめなくなってしまう場合があります。

 

「子育てが楽しくない」と感じるのは悪いことではない

子育て中は欲求が満たされにくい状態にあるため、「楽しくない」と感じるのは悪いことではありません。

 

心理学の考え方に『マズローの欲求5段階説』というものがあります。欲求をピラミッドのように表し、下の欲求が満たされるとひとつ上の欲求を満たそうとするという構成になっています。子育て中は、どうしても睡眠不足などにより、生理的欲求が不十分になります。そのため、子育てが楽しくないと感じるのは、心理学上仕方ないことだといえます。

子育てを少し楽しくする7つのヒント

子育てを楽しむためには、ストレスや悩みとの向き合い方が大切です。

これまでは子育てが楽しめなくなってしまう理由について考えてきましたが、ここではそれらを解決するためのアクションについて説明していきます。

気に入った方法がありましたら、ぜひ試してみてください。

 

パートナーに気持ちを伝える

「マズローの欲求5段階説」では、まず生理的欲求を満たすことが大切とされています。この欲求を満たすためには、パートナーに日ごろの悩みや気持ちを伝え、子育てについて話し合うことが大切です。パートナーと育児を分担することで、食べたい・眠りたいといった生理的欲求を満たすことができるようになるかもしれません。またゆっくり食べられない・眠れないという問題は、子どもが成長するにつれて解決することもあるため、過度に一人で悩みすぎないことが大切です。

ファミリーサポートやベビーシッターを頼る

ファミリーサポートやベビーシッターを頼ることで、子育てを楽しめるようになるかもしれません。一人の時間をつくることで、日常の育児の負担から一時的に解放され、気分をリフレッシュできます。趣味や友人との交流に時間を使うことで、ストレスを軽減させることもできるでしょう。子育てを楽しめないという方は、ファミリーサポートやベビーシッターを利用して、適切な距離感で育児に取り組むことをおすすめします。

 

読書をする・マンガを読む

読書をすることで、子育てを楽しめるようになることがあります。これは読書で本の世界にのめり込むことが、ストレスの軽減につながるからです。特に育児マンガを読むことで、保護者の方々は多く共感を得られるでしょう。また感想を読書サイトなどに投稿してみることで、さらにその思いを共有できます。読書など、日常生活から小さな喜びを見出すことで、子育てを楽しめるようになるかもしれません。

ほっとする時間・場所をつくる

ほっとする時間・場所をつくることも大切です。少しでも落ち着ける時間をつくることで、精神的な負担を軽減できます。たとえばゆっくりコーヒーを飲む時間を確保するとよいでしょう。

しかし、忙しい方はこのような時間をつくることが難しい場合もあるはずです。そのためにも日ごろからパートナーと話し合いをして、子育ての負担を減らせるようにすることが大切です。

 

子育てや趣味のつながりを見つける

社会的欲求・承認欲求を満たすためには、他者とのつながりをつくることが大切です。ママ友や支援センターなど、悩みや不安を共有できる環境は「どこかに所属していたい」という社会的欲求や「認めてもらいたい」という承認欲求を満たすことにつながります。子育てを一度離れ、趣味などのつながりを見つけることも有効かもしれません。サークルなどでなくても、SNSで会話するだけでもストレスの軽減は期待できます。

 

自分を満たしてあげる・自分をほめる

自分をほめることは自己肯定感を向上させ、一時的な承認欲求を満たすことにつながります。自分の努力に焦点をあて、子育てにやりがいをもたせましょう。また、自分の好きなもので満たすという方法もあります。子育てを頑張っている自分にご褒美ほうびをあげることで、モチベーションを高め、子育てを楽しめるようになれます。

 

資格取得に挑戦してみる

子育てに関する資格を取得することもおすすめです。資格はスキルや知識の証明であり、「能力を発揮したい」という自己実現欲求を満たすことが期待できます。特に子育てに関する資格取得を目指すことで、日々の経験を活かしつつ勉強を進めることができるでしょう。子育てを少しでも楽しみたいという方は、ぜひ資格の取得を検討してみてください。

 

子育てが楽しくない時期はあっという間に過ぎる

子育てが辛い時期はあっという間に過ぎるものです。

そのため今の子育てを楽しむためにも、休憩や趣味の時間はしっかりと確保することをおすすめします。

そして自分の健康を考えつつ、無理のない範囲で進めていきましょう。

 

子どもはいつか手を離れていくもの

子どもはいつか手を離れていくものです。みなさんもこれまでの人生の中で、当時はつらいと思っていたことが、振り返ってみるとあっという間だったと感じたことはありませんか。子育ても同じで、振り返ってみると幸せだったと感じることの方が多いはずです。今は悩みすぎず、できるだけ子育てを楽しむためにポジティブに考えてみるとよいでしょう。

 

自分の好きなことを続けると「から巣症候群すしょうこうぐん」の予防になる

子どもが成長して家庭から巣立ち、寂しさや喪失そうしつ体験を感じることを「空の巣症候群」といいます。「空の巣症候群」は、子どもの進学や結婚をむかえる40-50代の母親によくみられます。

実は子育てと趣味を両立することが、「空の巣症候群」の予防にもつながるのです。子どもが自立したあとの寂しさを減らすためにも、保護者の皆さまには日ごろから趣味に向き合う時間を確保することをおすすめします。

 

どうしても辛いときはカウンセリングへ

ストレスを抱え込んだ状態で子育てを続けてしまうと、子どもの成長や健康に影響を及ぼす可能性があります。どうしても心が辛いときは我慢をせず、カウンセリングを利用してみてください。カウンセリングを受けることには感情を整理する効果があります。子育て中のストレスや不安を共有することで、悩みや不安をやわらげ、ストレスの原因について理解することができます。どうしても辛いと感じたときは、カウンセリングの利用を検討してみてください。

 

学研教室は学びだけでなく育児もサポート

学研教室は学びだけでなく育児もサポートしています。たとえば0歳から親子で通えるコースでは、本やワークなど学研の豊富なコンテンツで、0・1・2歳のお子さまと保護者の方をサポートします。また幼児からはお子さんが一人で学び始めることになるため、保護者の方のひとり時間の確保にもつながります。少しでも興味をもっていただけた方は、ぜひ一度学研教室を調べてみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では、子育てが楽しくないと感じる保護者のみなさまに向けて、その原因や解決策について説明してきました。

今後の子育てを楽しむために、ぜひ記事内で紹介した方法を試してみてください。

またこのようにマナビスタでは、子育て・家庭学習・習いごと・お金など幅広いジャンルの記事を公開しています。子育てに悩みを抱える方は、ぜひほかのページもご覧になってみてください。

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