クイズでわかる! 防災・防犯① 地震が起きたら、すぐ避難! でも、忘れ物に気づいたら?
身近な危険や災害について、クイズを通してお子さんといっしょに考えてみませんか。9月1日の防災の日にちなんで、第1回は災害時の避難について取り上げます。
第1回 災害時の避難
大きな地震が起こり、避難しました。さて、ここでお子さんにクイズです!
大事な本を置いてきちゃった……! あなたはどちらを選ぶ?
<親子でいっしょに読もう>
大きな地しんが起きたあとは、危けんがいっぱい。まずはひなんします。
大きな地しんが起きたときは、物が落ちてきたりたおれてきたりするので、教室なら、まずつくえの下に入りましょう。家なら、大きな家具からはなれて頭を守ります。
ゆれがおさまったら、おうちの人や先生など大人の言うことを聞いてひなんします。ひなんするときには、ガラスがわれていたり、あぶないものが落ちているかもしれないので、下をよく見て歩き、校庭や公園などの広い場所の真ん中に集まるようにします。
ここで、クイズの答え合わせをしましょう。
正解は……
次の地しんが起きたり、火事になったりすることもあるので、ぜったいにもどらないようにしましょう。いちばん大事なのは、自分の身の安全です。
ぐらっとゆれたら、こうしよう!
「地しんだ!」となったときにどうしたらいいか、かくにんしましょう。
①頭を守る
つくえの下に入ったり、防災ずきんをかぶったりして、まず大事な頭を守りましょう。
②はなれる
たおれそうなもの、こわれそうなものからはなれましょう。
③高いところへ
海や川のそばからはなれ、なるべく高いところへにげましょう。
忘れた物は、また後で手に入れることができるかもしれませんが、命は失ったら取り戻せません。「いちばん大事なのは自分の命なんだよ」とお子さんに伝えて、万一の心構えとして話し合っておきたいですね。
<出典:クイズでわかる 学校の生活 全3巻/学研>
Information
クイズでわかる 学校の生活 全3巻/学研
監修・広中忠昭(麗澤大学学校教育研究科)