クイズでわかる! 防災・防犯2 知らない人が「お母さんが入院した」と話しかけてきたら?
身近な危険や災害について、クイズを通してお子さんといっしょに考えてみませんか。
夏もすぎ、園や学童のバスや親による送迎から、子ども一人での登下校になるなど、子どもだけで行動することが増えてきたのではないでしょうか。
そこで第2回は、外での不審者対応について取り上げます。
第2回 知らない人が声をかけてきたら①
一人で歩いていると、横に車が止まり知らない人が話しかけてきました。ここでお子さんにクイズです!
え! お母さんが? どうしよう……! あなたはどちらを選ぶ?
<親子でいっしょに読もう>
こんな声かけはあやしい! 信用しない!
知らない大人が子どもを連れ去ろうとするときの言葉はとても上手です。
子どもの良心につけこんでたのんでくる。「お父さんが」「お母さんが」などと言って家族と知り合いのようによそおう。子どもの好きなことをエサにしてさそうなど、うっかりするとついていきたくなるような言葉をかけられても、知らない大人の言葉を信じてはいけません。
もし声をかけられたら、すぐにげるか大声で助けを呼ぶ、または防犯ブザーを鳴らしましょう
ここで、クイズの答え合わせをしましょう。
正解は……
ふだん歩くときから気をつけて!
一人で歩くときは「声をかけられるすきを作らない」ことがとても大切です。下の3つのコツを確認しましょう。
また、通学路や遊びに行くときによく通る道は、大人がいっしょにあぶない場所がないか見ておくと安心です。万が一の場合ににげこめる「こども110番の家」などもチェックしておきましょう。
あぶないときには、お店や「こども110番の家」ににげこんで、大人に助けを求めましょう。
「お母さんが入院したよ」と言われても、知らない人の言葉はぜったいに信じないことです。すぐにげてくださいね。
<出典:クイズでわかる 学校の生活 全3巻/学研>
Information
クイズでわかる 学校の生活 全3巻/学研
監修・広中忠昭(麗澤大学学校教育研究科)