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【親子で楽しむ工作】どんぐりで秋を味わう工作にチャレンジ!

【親子で楽しむ工作】どんぐりで秋を味わう工作にチャレンジ!

さまざまな自然に出会うことができる秋。公園に行くとどんぐりが落ちているのを見かけるようになりました。
どんぐりは種類も豊富で、形や大きさ、色などに違いがあるので、工作の材料に使えば自分だけの作品が出来上がります。
今回は、そんなどんぐりを使った工作のアイデアを、「初級編」「中級編」「上級編」で難易度別にご紹介します。

【はじめる前に…】拾ったどんぐりはきれいにしてから

拾ったどんぐりは地面に落ちていたため、汚れや虫がついていることがあります。使う前にきれいに処理をしておきましょう。
まず、拾ったどんぐりは水洗いをして表面の汚れを落とします。穴があいているものやひび割れがあるものは、中に虫が卵を産み付けている可能性があるので捨てます。
この後は、煮沸処理または冷凍処理をすると安心です。煮沸処理は、鍋で沸騰させたお湯にどんぐりを入れて3分ほどゆでます。冷凍処理は、1週間程度冷凍保存するだけです。このような下処理によって、どんぐりから虫が出てくるといったことがなくなります。

【初級編】どんぐりの特性を活かして並べるだけでもアートに

紙に輪郭を描けば、あとはどんぐりだけで顔をつくることができます。どんぐりの形を変えるだけで、顔も違ってきますよ。
他の木の実と合わせてアート作品にしてもすてきです。どんぐりを置くだけでできるので、他の工作物を作る前に少し遊んでみるのにもよさそうですね。

毛糸や針金などで枠を作り、その中にびっしりどんぐりを置き並べるだけでも、芸術作品になります。
これをオーナメントにしたい場合は、厚紙などの上に枠を作り、枠の中にボンドを入れてどんぐりを置きます。ボンドが乾いたら、枠の外側の厚紙をカットすればナチュラルなオーナメントの完成です。

 

【中級編】どんぐりに表情をつけてオブジェに

どんぐりに表情をつけるだけで、何とも愛らしいオブジェが完成します。表情は油性ペンで描くのがおすすめです。目の外側を白くしたいときは、先に修正ペンを使って白く塗っておくとよいですよ。完成した作品は木の枝などに挿したり、くっつけるとさらにかわいいでしょう。
木の台にさす場合は、どんぐりと枝の両方に、先にキリで穴をあけてから、楊枝でさしてくださいね。

こちらもどんぐりに表情をつけた作品です。手足などをつける場合は、先にキリでどんぐりに穴をあけて、その穴に楊枝をさすと安全に工作できます。
穴あけは大人が対応するとよいでしょう。

 

【上級編】難しい工作もどんぐりなら応用がきく

「やじろべえ」は上級者向けの工作です。短い棒の先にどんぐりをつけ、そのどんぐりを中心に、長めの竹串などをさします。端に重りのどんぐりをつけて完成です。どんぐりの穴あけはキリで行いましょう。
中心の短い棒を支えるだけでうまく釣り合いがとれるように、手の長さなどを調整して作ります。台は太めの木など重みのあるものを選ぶと。倒れにくくなります。
ゆらゆらしながらも、均衡を保つような動きが癒されますよ。

最後はリースです。リースの土台は、植物のつるなどを巻くだけで簡単に作ることができます。最近は100円ショップでもリースの土台が販売されているので、活用すると手軽です。
リースは土台にどんぐりや他のまつぼっくりなどの木の実、落ち葉やりぼんなど、好きなものをつけていくだけ。子どもだけで飾りをつけていく場合は、ボンドで接着するのが安心です。大きな木の実をつける場合や、早く乾燥させたいときはグルーガンを使うと接着が容易です。ただし、グルーガンはやけどの危険があるので、大人が一緒に作業することをおすすめします。

秋を味わう工作、いかがでしたか?
乾燥させたどんぐりは長持ちしますので、クリスマスや正月の飾りにも使えます。どんぐりで季節を感じつつ、親子工作を楽しんでくださいね!

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