最終回! おばけえび長生きの秘けつ
編集部の観察日記・超ふしぎ生物おばけえびを育ててみました!【第5回】
みなさん、こんにちは! 「マナビスタ」編集部です。5回目、ついに最終回のおばけえび観察日記をお届けします!
最終回は、前回(8月27日)から月をまたいだ、9月8日に観察を行いました。
おばけえびたちは、最後にどんな姿を見せてくれるのでしょうか……。
お引っ越した広い水そうをのぞいてみると、たくさんのおばけえびたちが、今日も元気に泳いでいます!
さらに大きくなっていて、背骨や目なども、肉眼で確認できるようになりました。
エビの仲間ではないのに、名前の通りエビのような姿に成長していてびっくりです。
また、本日はiphone12 proを使って写真をさつえいすることに。
これで、よりはっきりとしたおばけえびの姿を見ることができます!
100円ショップで買える、スマホに取り付けられる拡大レンズもおすすめです。
泳ぐ姿に2つ大きな変化が。
1つは、「カクカク」という泳ぎ方から、「スイスイ」という泳ぎ方に成長したこと! 人間の子どもの成長をみているようで、かわいさ倍増です!!
もう1つは、背骨が見えるようになって、背泳ぎしている姿が見られるようになったこと! 今までの大きさでは、見ることができなかった習性なので、成長を実感できました。
すくすくと成長しているおばけえびですが、1つだけ気になることが……。 それは、水そうの水よごれ。
みなさんに注意を呼びかけたにも関わらず、編集部がやってしまいました。
よごれの正体は、しずんでいるえさと、水面にうかぶカビ。
カビは、ティッシュであくとりのように取り除くことができます。こまめな水そうのおそうじは、必要ですね。
長生きの秘けつ。それは……
①こまめに酸素を送ろう!
専用のスポイトやポンプが無い場合、水面をかき混ぜて、酸素を水中に送りましょう。
おばけえび達のためにも、毎日1回は忘れずに!
②水そうを清けつに保とう!
水質はこまめにチェック。
先ほど説明した通り、よごれをそのままにしておくと、おばけえびが過ごしづらい水そうになってしまいます。
この2つを守れば大丈夫!
だれでも、簡単に育てることができます。
全5回の観察日記、いかがでしたか?
結果はこのようになりました!
観察1回目(飼育開始初日) | まだ全部たまごのまま…… |
2回目(2日目) | ふ化開始! 1ミリ~2ミリほどの大きさ |
3回目(3日目) | ほぼ全部がふ化。大きさは変わらず1ミリ~2ミリ |
4回目(12日目) | 1ミリ~3ミリに成長 |
5回目(25日目) | 8ミリ~1センチに成長。背骨や眼もはっきりと! |
短い間に、おばけえびはすごいスピードで成長し、たくさんのおどろきや発見を私たち編集部に届けてくれました。
「子どもたちに、自由研究としておすすめしたい!」
そう思って育て始めたおばけえび。ふり返ってみると、私たち大人も、日々の成長や実験、豆ちしきから多くのことを学び、生命のふしぎさに感動していました。
すっかりおばけえびの大ファンです!
みなさんも私たちと同じように、おばけえびファンになってもらえたらうれしい限りです。
今回で記事は最終回ですが、これからもおばけえびは、編集部一同かわいがって育てていきます!
みなさんも、機会があれば、子どもたちといっしょにおばけえびを育ててみてくださいね!
おばけえびについてもっと知りたい方はこちら
おばけえび すいすい水族館|学研サイエンスキッズ (gakken.jp)