サンフランシスコにある世界でも最も有名な科学館、エクスプロラトリウムを見学しにいきました。建物は環太平洋博覧会の行われた公園パレス・オブ・ファインアート内にあり、脇にはギリシャの遺跡?ともいうべき雰囲気の建造物が立っています。
エクスプロラトリウム自体は、外観も質素で中はまるで倉庫のようでした。しかも中は薄暗く近代的なイメージとはかけ離れています。にもかかわらず、うわさ通りのすばらしい科学館でした。
エクスプロラトリウムは、1969年に、教育者で物理学者のフランク・オッペンハイマー(原爆の発明で有名なオッペンハイマーの兄)が設立した民間の施設です。
このエクスプロラトリウムの印象を一言でいうならば「骨太な科学館」といったところでしょうか。
わたしなりに感じた展示のコンセプトは、
- おもしろくなければいけない
- 基礎的な原理を教えたい
- 触り放題
- 頑丈
- スタッフも楽しむ
見学を終えて、科学技術立国日本にこそ、このようなすばらしい科学館があるべきなのになあと、つくづく思いました。
体力と時間とが限られていたので、全部を見たわけではありませんが、展示物のいくつかを紹介しましょう。
機会があったら、みなさんもぜひいってみてください。
ちなみに、この科学館はスケボーで入っても、犬を連れて行ってもOKです。