ふしぎのトビラ 〜ふるさとサイエンス

TBC東北放送制作、東北地方及び新潟の7局で放送される「ふしぎのトビラ 〜ふるさとサイエンス」に佐藤研究員が出演中です。この番組は、東北地方を中心に地元の不思議を科学するサイエンス番組です。ミッキー先生(佐藤研究員)は、スタジオの子どもたちに実際の実験で、科学をわかりやすく解説します。
月1回放送されています。詳しい放送時間と放送局は、下記ホームページをご参照ください。
番組ホームページは http://www.tbc-sendai.co.jp/03tv/fushigi/index.html

第41回 09/7/11放送
今回は転がし実験を紹介します。

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厳美渓という渓流では、硬い石ころが長い間に岩を削ってできたつぼのような穴がいくつも見つかります。今回はそれをイメージした実験で、紙コップを使った実験を2つ紹介しました。

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一つ目は、まんまるおにぎり製造機です。炊き立てのご飯を一口分、紙コップの中に入れます。

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そして、もうひとつのコップで蓋をします。セロテープで離れないようにとめて、カップをいろいろな方向に振ります。

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10秒くらいして蓋をとると…、

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お団子のようなまん丸なかわいいおにぎりができあがります。

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次は、起き上がりこぼしを作る実験です。ビー玉をアルミホイルで包みます。

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10cm四方、ほぼ正方形のアルミホイルで、半分に折ってから四角い袋状にします。

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これをカップの中に入れ、またマラカスを振るようによく振ります。

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約15秒後、蓋をとると中にビー玉の入った繭状のアルミホイルがでてきます。アルミホイルは大きめの袋状になっていたので、できたホイルの玉はビー玉の直径の3倍ほどあり、ビー玉がその中で自由に動くことができます。

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起き上がりこぼしなどと同じ動きをします。大きな丸いお盆の上に乗せて遊びます。

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カップを振るとアルミホイルはビー玉と壁にプレスされ、だんだん丸い形になっていきます。もともと袋を大きめに作ってあったので、できたホイルの玉もそのまま空間のある大きい玉になるのです。

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次回の放送は8/8、夏休みスペシャルです。会津若松を旅しながら、実験を行いました。