ふしぎのトビラ 〜ふるさとサイエンス

TBC東北放送制作、東北地方及び新潟の7局で放送される「ふしぎのトビラ 〜ふるさとサイエンス」に佐藤研究員が出演中です。この番組は、東北地方を中心に地元の不思議を科学するサイエンス番組です。ミッキー先生(佐藤研究員)は、スタジオの子どもたちに実際の実験で、科学をわかりやすく解説します。
月1回放送されています。詳しい放送時間と放送局は、下記ホームページをご参照ください。
番組ホームページは http://www.tbc-sendai.co.jp/03tv/fushigi/index.html

第46回 09/12/12放送
今回は音の実験を行いました。

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パイプオルガンのひみつが、今月のテーマだったで、音の実験をすることにしました。

使うのはドレンホース、クーラーのためた水を外に流すギザギザのホースです。片方の端を持ってグルグル回すとやさしい音がでます。

次に、つるつるのホースを同じように回してもらいます。これはまったく音がでません。

音が出るにはドレンホースのギザギザが必要なのです。

次の実験は、ティッシュペーパーを細く切ったものを10本ほど用意します。長いドレンホースを回して同じように音を出します。

そのとき手元側のホースの先をティッシュペーパーに近づけると、ティッシュペーパーは掃除機に吸い込まれるようにスッと吸い込まれ、反対側の穴から外に飛び出します。

空気がすごく早いスピードでホースの中を抜け、抜けるときにホースの中のギザギザにあたって震えるのです。この空気の震えが音です。

ホースを回すと、遠心力の働きでホースの先の空気はどんどん外に出て行き、手元側から空気が勢いよく吸い込まれます。速く回すと遠心力が強くなり、空気も速く流れて高い音が出ます。

次回の放送は2010年1/9、摩擦を利用した手軽な実験を紹介します。