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TOP > トピックス > 認知症予防に学研方式「脳元気タイム」が効果実証!期待高まる!
2006年6月27日
学研教育総合研究所:脳力開発研究室では、東北大学 加齢医学研究所の川島隆太教授の指導のもと、認知症の予防に有効なアクティビティの研究を行なってきました。アクティビティグッズを使用しての脳活性化実験から始めて3年が経過しました。
およそ、認知症を予防するといっても、「将棋や、碁は頭を使うゲームだから、認知症の予防になるだろう」といった類推や経験に基づくものが多かったのであり、科学的に証明されているとはいえませんでした。脳研では、まず、アクティビティグッズを使ったとき、脳が活性化(とりわけ、大脳でも人間の人間らしさを司る前頭前野の活性化)するかの検証を「近赤外線測定装置」を使って行いました。
ただ、「脳が活性化すること」が、そのまま「認知症予防」につながるとはいえません。
我々は、この「脳活性化の高いアクティビティグッズ」を一定期間使ったチームと、使わないチームに脳機能検査を行なって、その結果を比較検証しました。
そして、今回、学研による認知症予防プログラム「脳元気タイム」は認知症予防に効果があることが実証されました!実験と、プログラムの内容などの概要と詳細は、この後、報告の機会をもちます。ご期待ください。
(加藤信巳研究員)