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TOP > トピックス > ダウンタウン/松本人志氏の兄・松本隆博さんからのメッセージ
2008年3月28日
今、世間ではニート、フリーター、ネットカフェ難民が増え、正社員としての就業率が下がっており、政府は経済財政諮問会議をはじめ、雇用関係の担当主管の厚生労働省の会議でも、雇用対策に力を入れています。
また、文部科学省でもキャリア教育や職業教育に力を入れておりますが、行政の立場では予算作りと施策が中心で、より踏み込んだ実体験を知らしめることが少ないように思えます。
(株)学習研究社では、この三月末に「勉強すること」、「働くこと」、「生きること」や「就業に対する考え方」を松本隆博氏の実体験を通した、わかりやすい本を出版しました。
本の題名は
松本兄の「ng(エヌジー)」(¥1,000)です。
著作者の松本隆博氏はヒューマックス(株)の47歳の若い取締役です。
というより、松本隆博氏は、ダウンタウンの松本人志氏のお兄さんです。
本文では、「なぜ人は感動するのか」では「努力は必ずしも報われるものではないが、それなのに努力を惜しまない、そこに人は感動するのです。」と表現し、また、松下幸之助氏の「成功するまで続ける」の文章を紹介して、「・・・努力したことは無駄ではなく、報われなかった悔しさや悲しみは君の人生にとって決してマイナスにはならない・・・」と決してあきらめないことを力説しています。
ng(エヌジー “no good”)ではなく、“never give up“
(決してあきらめてはいけない)の“ng”で自分(私)の“i”を付けて“ing”
(私の個人的な解釈ですが、進行形になり、勉強する、学ぶことには卒業がないことを表しています。)と記述しています。
また、人とのコミュ二ケション力や段取り力の必要性にも触れています。
このことは、今後、知識基盤社会へ進んで行き、その基礎となるものです。
編集長の渡辺紳顕氏はこの本から「普通に就職して働くってどんなこと?」をわかってもらえるのではないか。高校三年生や大学四年生(三年生)で就職前に、就職をすることの意味を、また、就職指導をされる先生方にも是非、読んでいただきたい一冊ですと話しておりました。
イラストや漫画が多く、大変わかりやすく、自然体で読める、見やすい本になっています。
(文責:文教政策研究室 吉田哲平)