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TOP > トピックス > 現場校長からみた新学習指導要領の課題について
2009年9月8日
7月28日、文部科学省の第76回教育課程部会が開催され、資料として「新学習指導要領を実施する上での課題について」が配付されました。
このアンケート調査データは、5月28日の全国連合小学校長会、5月20、21日の全日本中学校長会の総会で、現場の小学校(404名)、中学校(391名)の校長先生からの回答をいただいて集計したものです。
質問は大きく、4項目からなり、1.−(1)総学級数、1.−(2) 小学校での外国語の取組み時間(小学校のみ)、2.移行措置の状況、3.特に課題と考えられる10項目から3項目を選んでいただく調査、4.実施にあたっての課題、要望を記述していただく。
結果概要として、小学校、中学校共に、第一位に教員数が足りないこと、第二位に教員の研修を受ける時間を確保できないこと、第三位に学校の予算(設備を除く)が十分ではないことを優先度の高い課題として上げています。
「また、選択肢の「ALTの数が足りないこと」(小学校)では、年間20時間以下の実施校の40%強の校長先生が優先度の高い課題としています。
その他の課題としては、
等々の課題が提言されています。
詳しくは文部科学省サイトをご覧ください。
以上の内容は、8月末、文部科学省から出されている平成22年度の概算要求予算案にも、反映され、予算要望されています。
(研究員 吉田哲平)