発表がおそくなってごめんなさい! たくさんの力作をありがとうございました。
みなさんの未来を思うすごいパワーにびっくりさせられました。特におもしろいアイデアだった5作品を発表します。審査員のコメントにもぜひ注目してね!
6,600万年前に地球にしょうとつした隕石(いんせき)のえいきょうで、恐竜(きょうりゅう)や、プテラノドンなどの翼竜(よくりゅう)などがぜつめつしました。その知しきをもとに、ぜつめつした翼竜をモデルにして、隕石しょうとつから地球を守るという、スペースガードをテーマにしたのがすばらしいと思います。
松下清編集長(学研図鑑LIVE編集長)
まずは、ベロを出しながらひらひらと宇宙の星々の間を飛んでいる様子が、絵からよく伝わってきました。
おならで宇宙を飛ぶ! これは実はロケットが飛ぶしくみといっしょなんですね。セイレーンは何を食べて、おならを作っているんでしょうか?!(笑)
声で味方までころしてしまうとはとてもこわいですが、宇宙には想ぞうもできないくらいのエネルギーを持っている天体があります。何でもすいこむブラックホール、放射線(ほうしゃせん)を出しながら大ばく発する星など...
もしかしたら...セイレーンみたいにすごいいりょくの声を持っている生き物がいても不思議じゃない! なんてドキドキしてしまいます。
絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)のようですが、ぜひ地球にもあらわれてわたしたちと仲良くしてほしいですね!
岩崎祥大博士(ロケット博士)
オーロラはプラズマです。このオーロラヘビは、まさにプラズマ生命体です。宇宙の99.999%はプラズマですから、じっさいにオーロラヘビを発見する日が来るかもしれません。
三上丈晴編集長(スーパーオカルトマガジン ムー編集長)
本当に「強い」のは、「攻撃力(こうげきりょく)がある」生き物ではなく、「守るべきものがある」生き物です。子どもを守る親動物が、どんな敵(てき)にもゆうかんに立ち向かいげきたいしているすがたは、テレビの動物番組などでもおなじみだと思います。「宇宙カメレオン」が守っているのは、「地球」です。地球には、わたしたち人間が気づいていないだけで、日々、たくさんの隕石や宇宙のゴミがふり注ぎ、他わく星の生命体がしゅうらいしようとしているのかもしれません。わたしたちが気づかないところで、身体をかくし、(むじゅんするようですが)身をていして地球を守る「宇宙カメレオン」は、最強の仲間です。色を変えてすがたをかくしているのは、顔つきがこわいから、人間をこわがらせないためかもしれません。
目黒哲也編集長(最強王図鑑シリーズ編集長)
今回「未来のアーティスト賞」をこの【どうせいじん】に決めさせていただきました。
まよいを全く感じさせないのに完ぺきに配置された様な配色、みょうに気持ちよくバランスの取れた構図とフォルム、そしてオッドアイが何ともしゃれています。紹介文最後の「おとしものをさがしてくれたりする」もツボでした。
何とも愛にあふれたすばらしい作品。この作品のTシャツがあったら着たい。「どうせいじん」という名の由来もぜひとも聞いてみたい。
荻野綱久さん(画家/アーティスト)