TOP > 白書シリーズWeb版 > 高校生白書 > 2024年11月調査
日本の未来は明るいと思うかをきいたところ、「思う」は26.2%、「思わない」は73.8%と、高校生の大半が日本の未来に明るい展望を抱いていないことがわかりました。
「明るいと思う」と回答した理由をみると、「環境を大事にしているから」(1年生男子)や「経済や文化が発展するから」(1年生男子)、「明るくないと希望が持てないから」(2年生男子)、「今の政治家が頑張ってくれると信じているから」(3年生男子)、「日本の技術は、世界でも認められているから」(3年生男子)、「他の国より平和だから」(1年生女子)、「AIなどが発達していき、暮らしやすい社会になっていくと思うから」(2年生女子)、「たくさんの人が日本のために頑張っているから」(3年生女子)、「技術が発展していくから」(3年生女子)、「未来に希望を持っているから」(3年生女子)といった回答がありました。
他方、「明るいと思わない」と回答した理由をみると、「少子高齢化など課題が山積みだから」(1年生男子)や「物価高や治安の悪化などがあるから」(1年生男子)、「政治家の裏金問題など政治に関する問題が多いから」(2年生男子)、「物価が上がっているが給料は上がらないから」(3年生男子)、「少子高齢化で若年層の負担が大きすぎると思うから」(3年生男子)、「どんどん治安が悪くなっているから」(1年生女子)、「若い世代の政治への関心の低下が目立つから」(2年生女子)、「巨大地震により経済の後退が心配だから」(2年生女子)、「環境問題が深刻化しているから」(3年生女子)、「経済や政治が不安定だから」(3年生女子)といった回答がありました。