昔と比べて外遊びの環境が悪くなったといわれる中※1 、子どもたちはどの程度外で遊んでいるのだろうか。

全体で9割以上が外で遊ぶと答えており、1位「週に1～2日程度」（50.3％）、2位「週に3～4日程度」（23.5％）、3位「週に5～6日程度」「ほぼ毎日」（9.5％）となった。また、子どもたちは平均して1週間に2.8日程度外で遊んでいることもわかった。

同年齢の保育園児と比べると「週に3～4日程度」の割合が高い一方で「週1～2日程度」の割合が低く、降園時間が保育園児より早い幼稚園児の方が、外で遊ぶ頻度が高くなっている傾向にある。 男女別でみると、男子の方が「ほぼ毎日」外で遊ぶ割合が5.6％高く、1週間での外遊びの平均日数も女子（2.5日）に比べ男子（3.1日）の方が多い。

年齢別にみると、年齢が上がるにつれて「ほぼ毎日」遊ぶ割合が減り、「週に1～2日程度」遊ぶ割合が増えていくことがわかる。このことは、幼児の習い事調査 において年齢が上がるにつれて習い事をする割合が高くなることと関係している可能性がある。