今回の調査では、子どもに「いま熱中していること」を最大5つまで自由記述方式で挙げてもらいました。その結果、熱中していることとして記述した項目の数と読書量との間に明確な関連性があることが分かりました。熱中していることの数によって、ない、1つ、2つ、…、5つ、の6つのグループに分け、各グループに属する子どもが1か月に読む読書量を調べると、【図表3】のように、熱中していることの数と読書量との間には相関性がある、という結果が出ました。読書をすることと何かに熱中することとの間には、好奇心、関心、探究心といった共通点があるのかもしれません。