中学生がプレーしているスポーツを調査した結果が【図12】だ。

1位は「水泳」(21.0％)だった。同時に実施した小学生向けの習い事に関する調査でも「水泳」は最も人気が高かったことから、中学生になってもそのまま水泳を続けているケースが多いことがうかがえる。2位は「スキー」と「卓球」が同率16.3％となった。「卓球」は部活動として取り組んでいる中学生も多いと思われるが、「水泳」や「卓球」と比較して部活動の実施有無に地域差が大きいと思われる「スキー」が2位となったことからは、その人気の高さがわかる。ただし、「スキー」の割合が高い一方で、同じ雪上スポーツである「スノーボード」は2.0％に留まった。続いて3位は「サッカー」と「バドミントン」 が同率で15.8％だった。また、「サッカー」と「野球」はどちらも比較的ポピュラーなスポーツといえるが、「サッカー」は女子より男子の方が26.3ポイント高く、「野球」も男子の方が19.3ポイント高いことから、他のスポーツと比べて男女差が大きい結果となった。

プレーしたことはないが、やってみたいと思うスポーツを調査した結果が【図13】だ。

1位は「テニス」で13.8％だった。2位はプレーしているスポーツとしても人気のあった「スキー」で10.8％だった。また、ほとんどプレーされていなかった「スノーボード」が、やってみたいスポーツとしては「スキー」とほとんど同じ10.7％で3位となった点は興味深い。「スキー」のほうが実際に体験する機会は多いものの、「スノーボード」もやってみたいようだ。