TOP > 白書シリーズWeb版 > 幼児白書 > 2019年8月調査

白書シリーズWeb版

幼児白書Web版 2019年8月調査

【調査テーマ】「幼児の日常生活・学習に関する調査」

5.メディア・通信機器について
【保護者】子どものスマホ・タブレット利用
★スマホやタブレットを“今はまだ使わせたくない”保護者が6割超。

【図20】(子どもがスマホ・タブレットを使う人対象)
あなたのお子さまがスマホやタブレットを使うことについてどう思いますか。

↑クリックすると大きな図が見られます

自分の子どもがスマホやタブレットを使用することについて、保護者はどのように考えているのだろうか。

全体平均で一番多いのは「将来的に必要だと思うが、今から使わせたくはない」(62.3%)、次いで「賛成」(25.9%)、そして「反対」(9.1%)となった。この割合は、男女や年齢別による大きな差はない。

興味深いのは、「スマホ・タブレットの使用開始年齢」調査の結果において「スマホ・タブレットを自由に使える人」は回答者全体の42.3%にのぼっていることである。スマホ・タブレットを使用することに「賛成」の回答者を差し引いても、子どもが通信機器を自由に使っている数の方が多いことから、まだ使わせたくないと考えながらも、実際は使わせてしまっていることが分かる。

大人にとっては生活の必需品となっているスマホ・タブレットを、子どもがどのように使っていくのが良いのか、具体的なメリット・デメリットを明らかにしていきながら、引き続き検証をする必要があるだろう。